大仏様

だいぶつよう


日本の伝統的な寺院建築の様式の一つ。
和様禅宗様に対する言葉。
もとは天竺様と呼ばれたが、第二次世界大戦後になって大仏様という用語が提唱された。

概要

6世紀から8世紀にかけての飛鳥・奈良時代に遣隋使・遣唐使によって中国から伝えられた建築様式は、平安時代を経て日本化し、柱を細く、天井を低めにした穏やかな空間が好まれるようになった。平安時代以降には日本独自の形態として発展し、この建築様式を和様と呼ぶ。

鎌倉時代に入ると、中国との交易が活発になり、再び中国の建築様式が伝えられた。
俊乗坊重源によって再興された、東大寺に用いられた様式は、当時の中国(宋)の福建省周辺の建築様式に通じるといわれている。
合理的な構造、豪放な意匠で大仏殿にはふさわしいものであったが、日本人の好む穏やかな空間とは相容れない面もあり、重源が死去すると衰えた。

大仏殿再建に関わった職人は各地へ移り、大仏様の影響を受けた和様も生まれ、これを折衷様という。

その後、禅僧が活発に往来し、中国の寺院建築様式が伝えられた。これは禅宗寺院の仏堂に多く用いられ、禅宗様という。

特徴

一部は禅宗様の特徴にも通じる。

  • 構造的には、貫(ぬき)といわれる水平方向の材を使い、柱と強固に組み合わせて構造を強化している

  • 貫の先端には繰形(くりがた)といわれる装飾を付けている

  • 挿肘木(さしひじき)と呼ばれる独特の組物を用いる。和様・禅宗様では柱の上に組物を置くが、柱の途中に差し込むように組物を付ける。



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