自転車レクリエーション


1870年代後半、イギリスで世界最初のサイクリング同好者の組織が誕生し、世界的にサイクリングが普及していった。

アメリカでは1970年代に入ってから爆発的なサイクリング・ブームが起きた。
これは、当時の大統領アイゼンハワーが心筋梗塞の手術をしたあと、手術後は絶対安静という常識を破って自転車でのリハビリテーションを行い、大成功したからだ。
1972年春当時には自転車が店先からなくなってしまい、さらに年内生産分がすべて売約済みになった。

日本でも1950年代中頃からサイクリングが野外での健康的なスポーツとして認識され始め、全国各地に同好クラブが設立された。
1961年のスポーツ振興法の制定により、サイクリングは国民の健全なスポーツとして国が奨励するものとなった。
1964年にはサイクリングの普及奨励を行う財団法人日本サイクリング協会(JAPAN CYCLING ASSOCIATION)が設立された。
最終更新:2006年04月26日 18:14