合掌造り

がっしょうづくり


民家の形式のひとつ。
庄川上流の山岳地帯である、富山県五箇山地方と、岐阜県白川郷に分布する。

急勾配の切妻又は入母屋茅葺屋根は、叉首組構造である。
叉首をこの地方でガッショウということから合掌造りと呼ばれるようになった。

急勾配の屋根は豪雪に対処し、大きな屋根裏空間を二重三重にし、養蚕をおこなった。採光と通風のため切妻となった。

妻入平入広間型田の字形が混在する。
中世的な納戸構えの寝室が残っている。


関連項目
























最終更新:2011年11月03日 23:21