旧 西川家住宅

きゅう にしかわけじゅうたく


滋賀県近江八幡市にある、江戸時代に建てられた住宅建築。
近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区内の新町通りに面している。

主屋と蔵が重要文化財に指定されている。

歴史民族資料館、郷土資料館、旧伴家住宅と併せて公開されている。

所在地 滋賀県近江八幡市新町
料金 500円(歴史民俗資料館・郷土資料館と共通)
時間 9:00~16:30(入館16:00まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始
地図

西川家は、豊臣秀次による城下町建設時から住みついたと伝わる。
屋号を大文字屋と称し、江戸・京都・大阪に店舗を構えた。畳表、蚊帳などを扱っていた。

初代利右衛門から11代にわたり活躍したが、昭和5年に子孫が途絶え、土地と建物が市に寄贈された。
現在残る主屋は3代目によって建てられた。

主屋

  • 建築年:1706年(宝永3年)
  • 規模:居室部 桁行12.9m 梁間17.6m、座敷部 桁行4.8m 梁間9.8m
  • 階数:平屋、居室部一部2階
  • 屋根形状:切妻、居室部東面南面庇付
  • 屋根材:桟瓦葺、庇 杮葺

広い通り土間に面して四室が並ぶ大型住居。
座敷部が突出している。

土蔵


  • 建築年:天和年間(1681-1683)
  • 規模:桁行6.1m、梁間3.9m
  • 階数:3階
  • 屋根形状:切妻、東面庇付
  • 屋根材:本瓦葺、庇桟瓦葺


  • 1706年(宝永3年):3代目によって建てられる。
  • 1983年(昭和58年)1月7日:重要文化財指定
  • 1985年(昭和60年)10月〜:改修工事




関連項目




















最終更新:2013年04月18日 01:55