川越

かわごえ


埼玉県川越市にある、歴史的な町並みが残る町。
江戸時代から明治時代にかけての土蔵造りの商家が多く残っている。重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

所在地 埼玉県川越市

歴史

  • 中世 河越と表記され、鎌倉幕府の有力御家人である河越氏の本拠地であった。
  • 1457年(長禄元年) 上杉持朝の命により、家臣の太田道真・道灌親子が川越城を築城。
  • 戦国時代 後北条氏の武蔵国支配の拠点
  • 江戸時代 江戸の北の守りとして重視された。歴代藩主は、松平信綱や柳沢吉保などの江戸幕府の重鎮や、親藩が就任。川越街道や新河岸川の舟運(貨物輸送)で江戸と結ばれた衛星都市として発展し、「小江戸」と呼ばれた。
  • 明治時代 城下町の伝統と地理的な条件により、埼玉県最大の商業都市となり、穀物の中継地や織物、箪笥の生産地として発展。
  • 1893年(明治26年)3月 川越大火で蔵造りが焼け残ったので、復興時から明治末期にかけて多くの蔵造りが建てられた。

伝統的建造物群保存地区


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名称 川越市川越伝統的建造物群保存地区
所在地 埼玉県川越市幸町の全部、元町1丁目、元町2丁目及び仲町の各一部
面積 約7.8ha
条例制定年月日 平成10年 6月23日(条例第19号)
都市計画決定年月日 平成11年 4月 9日
保存計画決定年月日 平成11年 4月 9日
選定年月日 平成11年12月 1日(文部省告示第197号)
選定理由 重要伝統的建造物群保存地区選定基準(1)
「(1)伝統的建造物群が全体として意匠的に優秀なもの」による。

中央通り(埼玉県道39号)の札の辻交差点から仲町交差点を中心とした、南北約430m・東西約200mの範囲。近世以降の町人地の中心地であった。



関連・参考サイト




関連項目


















最終更新:2011年10月25日 02:20