ランドナー

randonee

フランス発祥で、日本で独自の発展をしたツーリング用自転車

広いギア比、太めのタイヤ、フロントキャリアドロップハンドル、泥除けが特徴。
1990年代までは旅用自転車の主流だった。

構成



歴史

日本の地形の険しさと、道路の舗装率が当時は低かったことから、ギア比が広く太めのタイヤのランドナーが、従来のイギリス式のクラブモデルに代わり、ツーリング用自転車の主流となった。
1970〜80年代のサイクリングブーム時には多くのメーカーから販売された。
1980年代後半から、マウンテンバイクや、その部品を流用したクロスバイクが使われることが増え、ランドナーは衰退していった。
ただ、マウンテンバイクやクロスバイクは汎用性が高いものの、ツーリング専用であるランドナーを愛好するものも一定数おり、一部のフレームビルダーで作り続けられている。
2000年代後半からは、マウンテンバイクが油圧ディスクブレーキの採用やサスペンションのロングストローク化などによりツーリングに不向きとなってきたため、ツーリング用の自転車が再び大手メーカーからも販売されるようになった。しかし、一般的にはこれらはツーリングバイクと呼ばれ、ランドナーは伝統的様式のもののみをさす。





参考サイト




関連項目
















最終更新:2011年09月24日 16:16