1990年代前期


世界的に競技スポーツとして認められ、広まっていくことになり、マウンテンバイクのレジャー人口、競技人口とも飛躍的に拡大していった。


  • 競技
1990年には自転車競技の国際組織であるUCI(国際自転車競技連合)による世界選手権大会が、翌年からは世界各地で行われるシリーズ戦ワールドカップが開催されるようになった(種目はクロスカントリーとダウンヒル)。

  • 機材
1990年に初のマウンテンバイク用のサスペンションフォークが発売。
翌年の1991年にはサスペンションが組み込まれたフレーム(フルサスペンション)が登場した。
トップライダーがこぞって使い、特にダウンヒルではフルサスペンションが当たり前になった。
多くのメーカーが、実戦でテストしながらノウハウをフィードバック、改良し、サスペンションの開発競争が始まった。

年表

1990 9月 UCI公認「第1回マウンテンバイク世界選手権大会」がアメリカのコロラドで開催。種目はクロスカントリーダウンヒル
ポール・ターナーが初のマウンテンバイク用サスペンションフォーク「ロックショックス」を発売。
ダグラス・ブラッドバリーが「マニトウ」、マルゾッキ社が「スターフォーク」を発表。
1991 UCIによる、シリーズ戦「ワールドカップ」が始まる。
1992 シマノからプロスペックのマウンテンバイク用レーシングコンポ「XTR」が登場。



関連項目

最終更新:2007年01月09日 01:33