1990年代後期


  • 機材
最初50mm程度だったサスペンションのトラベル量はクロスカントリー用は80mmに落ち着いたが、ダウンヒル用は年々長く、150mmを越えるまでになっていき、あわせてコースの過激さも増していった。
これによって競技スポーツのマウンテンバイクは、クロスカントリーとダウンヒルで機材も選手も分かれていった。

  • 競技
クロスカントリーは1996年のアトランタオリンピックからオリンピック種目に加わった。ロードレースの盛んなヨーロッパ選手の台頭により、競技のレベルが上がっていった。

アメリカではエクストリームスポーツの大会、Xゲームズが人気を集め、マウンテンバイク競技のダウンヒル・スラロームも注目を集める。
スラロームは、Xゲームズの種目である、スキーヤークロス・スノーボーダークロスのように、横の動きだけでなくジャンプなどの縦の動きが加わり、1998年にはワールドカップ種目に「デュアル」として加わった。

年表

1996 アトランタオリンピックでマウンテンバイク・クロスカントリーが正式種目として実施される。
マルゾッキが「ボンバーシリーズ」
1997 シマノ「Vブレーキ」発売。
ヘイズ MTB用ディスクブレーキに参入。
1998 「デュアル」がワールドカップ、世界選手権種目に加わる。



関連項目

最終更新:2007年01月09日 01:33