旧古河庭園

きゅうふるかわていえん


東京都北区にある庭園。国指定名勝

大正時代に現在の形に造られた。
日本庭園と洋風庭園(バラ園)からなる。


所在地 東京都北区西ケ原1-27-39
料金 一般150円、65歳以上70円
小学生以下・都内在住・在学の中学生無料
時間 9:00~17:00(入園は16:30まで)
定休日 12/29~1/1
地図
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歴史

  • 明治期:陸奥宗光の次男の邸宅だったが、古川財閥創業者の古河市兵衛の養子となり古河家の所有となる。
  • 1917年(大正6年):古河財閥三代目の虎之助により、現在の洋館と庭園が造られる
  • 第二次世界大戦中:陸軍が接収
  • 戦後:連合軍が接収
  • 財産税の物納で国有財産となり、東京都に無償貸与
  • 1956年(昭和31年)4月30日:都立公園として開園
  • 1982年(昭和57年)から1989年(平成元年):洋館の修復工事
  • 2006年(平成18年):名勝に指定


特徴

武蔵野台地の斜面を巧みに利用している。
台地上に洋館、斜面に洋風庭園、低地部に日本庭園が配置されている。
数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の見事な調和を実現している秀逸で代表的な事例であり、また、現存する近代の庭園の中でも、極めて良好に保存されている数少ない重要な事例であるとして、国の名勝に指定されている。


洋館

ルネサンス調の外観。
財団法人大谷美術館が管理している。
内部の見学は、往復はがきによる事前の申し込みが必要。


洋風庭園

日本庭園
  • 作庭者:小川治兵衛

心字池を中心に、滝、枯山水、茶室等を配した池泉回遊式庭園




関連項目


































最終更新:2013年06月11日 01:05
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