旧大沼家住宅
きゅうおおぬまけじゅうたく
岩手県金ヶ崎町の
金ヶ崎にある18世紀頃建てられた農家。
金ヶ崎町指定有形文化財となっている。
- 建築年代:18〜19世紀
- 屋根材:茅葺
- 屋根形状:寄棟
- 平面:三ツ屋形式
- 規模:母屋 桁行7.5間、梁行3.5間
母屋、馬屋、厠の3棟が直線的に配置されている三ツ屋形式は、当時この地方独特なものだったが、現在残っている他の武家屋敷には見られない。
馬屋は、地区で唯一残っているもので、明治時代に建てられた。
厠(便所)は改修保存の際新築したもの。
武士といっても半士半農の要素が強く、建物自体は質素な造りになっていて、広い敷地の半分は農作物が植えられ生産空間となっていた。
関連項目
最終更新:2019年01月14日 21:03