安藤家住宅
あんどうけじゅうたく
滋賀県長浜市にある、明治時代から大正時代に建てられた商家建築。
所在地 |
滋賀県長浜市元浜町8-24 |
時間 |
10:00 ~ 17:00 |
休館日 |
年中無休(年末年始不定休) |
入館料 |
300円(中高大200円、小以下無料) |
地図 |
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安藤家は、室町時代から
長浜に移り住んだ。
1583年、賤ヶ岳合戦で秀吉に協力した。
長浜を治めた羽柴秀吉に、長浜の自治を委ねる長浜町十人衆の筆頭たる三年寄に選ばれ、江戸時代を通して勤めた
明治以降、近江商人との婚姻関係から自らも商人となり、呉服問屋として事業を展開。東北地方を商圏とした。
姻戚関係にある五個荘石馬寺の中村治朗兵衛家と共に福島の老舗百貨店中合の創業した。
主屋
安藤與惣次郎により建設された。
虫籠窓や紅殻格子など近代商家の特徴を備えている。
九尺の一枚板に彫られた篆刻看板を北大路魯山人が手がける。
離れ「小蘭亭」
天井絵・篆刻 額・篆刻扉・襖・障子・地袋などを北大路魯山人が手がける。
名称は大通寺の名勝庭園の書院「蘭亭」からとったものとされる。
庭園「古翠園」
古翠園は小蘭亭の前庭として大正3年に築造された。
長浜で多くの庭園を手掛けた庭師・布施宇吉(植宇)による。
巨石をあしらった池泉回遊式に 通じる庭園。
関連項目
最終更新:2013年04月20日 15:09