外泊

そとどまり


愛媛県愛南町にある集落。
入り江に面した急斜面に石垣が積み上げられている。

所在地 愛媛県南宇和郡愛南町外泊
地図


幕末から明治時代にかけて、隣の中泊集落の次男・三男の分家の集落として開発された漁村集落。

北向きの急斜面の土地に家を建てるため、また、冬の北西から吹く季節風を防ぐために、軒先までの高い石垣が設けられた。
これらの石垣は石工ではなく、中泊集落から移住した地元の人自身によって築かれた。

海側に台所が配置されて、その部分の石垣が低くなっている。地元では「海賊窓」と呼ばれ、食事の支度をしながら、海の様子が見えるようになっている。



関連項目





























最終更新:2013年07月11日 08:56