2004年9月4日(土)


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いわき行きの始発、柏駅5:37発の常磐線くだり電車に乗る。
柏駅についたのがけっこうギリな時間。しかもリアキャリアのネジ頭をなめてしまった。
かなり強引だが、キャリアつけっぱなしで輪行。当然はみだしまくってる。



ぐっすり眠っているうちに、いわき駅に到着。ずっと寝ていたのであっという間。全然東北に入っている実感がない。



しかし、駅から出た瞬間、強制的に実感させられた。
リーゼントの古典的ヤンキーが、超なまってる。すてきだ。
朝ご飯を食べに行った駅前のマックは女子高生がいっぱい。超なまってる。
ああ、東北なんだなあ、ここは。
方言を聞くと、旅してるなあという気分になる。


いわき 9:20 → 原ノ町 10:37
近くにいたちびっこがうるさかった。親もあんまり注意しないし、甘やかしすぎだ。
おばあさんが何人か乗ってきたので席を譲ろうとしたら、「若い人も疲れるから」みたいなよくわからないことを言われて断わられた。
その後いろいろ話し掛けられた。なまってて何言ってるかよくわからなかったけど、がんばって話した。


原ノ町 10:50 → 仙台 12:09
景色がかなり田舎っぽくなってきた。ほとんど寝てた。



仙台 12:40 → 一ノ関 14:23
仙台の駅ビルでお昼ご飯を買った。お弁当を食べ終わったら寝てた。



一ノ関駅で降りると見覚えがある。
四年前、俺が一年生の時の夏合宿の行きで、電車待ちながら牛タン弁当を食べたところだ。そのとき直行組の一年は俺、林、船橋だった。懐かしい。


一ノ関 14:57 → 盛岡16:26
ドーナッツを食べたあと、寝まくってた。


盛岡に到着。一番線の電車に乗り換えるのだが、その一番線が見当たらない。どうやら一回外に出るらしい。荷物を置いて手ぶらで見に行く。
案内どおりに進む。進む。進む。遠すぎ!

乗り換え時間は余裕があったはずが、荷物全部持ってここを移動したらギリギリだろう。急いで戻って、全速力で移動開始。といっても普通の人のはや歩き程度。でも、汗はものすごく噴き出してくる。

乗り換える電車はIGRいわて銀河鉄道といって、JRではないので切符を買わされる。
ギリギリ間にあった。でも混みすぎ。しかもクーラー無し。あああああ。



途中から空いてきてボックス席独り占め。
田んぼの中を進む。



野焼きしてるところが多くて煙い。



山がちになってきた。



十和田南駅に到着。



19:10
輪行解除終了。出発。

近くのスーパーの休憩コーナーでクレヨンしんちゃんを見ながら夕ご飯。


スーパーを19:40過ぎに出発。
国道103号を走り、十和田湖へ向かう。暗いなあと思いながら走っていた。
しかし本当の暗さってのはこんなもんじゃなかった。
大湯温泉を抜けた瞬間、其処から先は灯り一つない闇。
びびって止まってしまった。どうしよう。

しかし行くしかないのだ。
暗闇に向かって走り出す。


自分のライト一つを頼りに走る。自然とスピードが上がっていく。
車もほとんど通らない。
後から車が来ると、ヘッドライトで道が照らされる。追い抜いていくとテールライトで道はまだまだ続く事がわかる。
前から来る車はずっと遠くから見える。すれ違う時はまぶしくて目がくらむ。


ヘッドライトの光が弱くなってきた、電池切れだ。
電池を交換したいが、この暗闇で立ち止まるということは恐ろしいことだ。
なんとか電池が切れる前に自販機があって、その前で電池交換。
ふと周りを見ると、自販機以外は闇。進んできた道も、進んでいく道も。
再び走り出すのがこわい。


峠を登っていくにつれ、だんだんと道のわきには木が茂ってくる。そしてついには道の上も覆われだして、月あかりも奪われた。

もはやどこまでが道路なのかもわからない。ライトが照らすセンターラーインだけを頼りに走る。
できるだけ余計なことを考えないように、全速力で走る。
だんだんと何がなんだかわからなくなってきて、暗闇に飲み込まれてしまうのではないかと思った。
途中、シートピラーのやぐらのネジが緩んで、サドルがガタガタになったが、立ち止まるのがこわくてそのまま走りつづけた。
茂みから何か動物が飛び出してきた。
道のわきから、滝の音だけが聞こえてきて恐ろしかった。



21:08
発荷峠に到着。
23km、500mアップを約1時間20分で登りきった。
インナー使わなかった。疲れた。

パーキングで休もうと思ったが、トイレの非常用サイレンが鳴っていて、こわかったので寄らなかった。



21:12
湖畔のあかりが見えた!
あそこに行けばみんながいる!みんなに会える!

しかし、峠を乗り切りほっとしたのもつかの間、同じように暗黒のくだりは、恐怖の連続だった。

道がどっちに向かっているのか直前までわからない。
対向車のライトに目がくらむ。
カーブで大きくはみだしてくる車がこわい。

やっと下りきっても、湖畔の道路も真っ暗。
道路わきの崖の下から聞こえる、水音が怖い。


十和田湖の中心地はちょうどお祭で、人がたくさんいた。
人ごみなんていつもは大嫌いだけど、このときはほっとした。


平岡に出会って、テン場で合流。
佐野、純平がいて、佐野は知っていたが、純平は微妙なリアクション。
トイレから戻ってきた安藤は大げさに驚いて、良かった。


(平岡撮影)
合流直後。

ビールを飲んで、寝た。

今日は人生で最大の恐怖だった。
夜の独りの峠越えはおすすめできない。



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