青ノ洞門

あおのどうもん


大分県中津市にある、江戸時代に掘られたトンネルの跡。


所在地 大分県中津市(本耶馬溪町)
地図


耶馬溪68景のひとつ、山国川に面してそそり立つ競秀峰の断崖に掘られたトンネルで、県指定史跡。

今から250年ほど前、諸国遍歴の旅の途中この地を訪れた禅海和尚は、鎖渡しと呼ばれる難所で命を落とす人馬を見て、村人のために安全な道をつくることを決意。
49歳から30年間 、ノミと槌だけで約342メートルを彫り抜いた。
現在の洞門は、当時からはかなり変化しているが、一部に明かり取り窓や、ノミの跡が残って菊池寛の小説「恩讐の彼方に」の舞台として全国的に知られた


関連項目












最終更新:2011年12月19日 02:38