チェーンステイ
チェーンステイ長(リアハブ軸の中心から
BBの中心まで)は自転車の運動性にかかわる。
チェーンステイ長が長いほど、直進安定性にすぐれ、乗り心地がよくなる。
短いほど、旋回性が向上し、前輪を上げるなどの動きが起こしやすくなる。
ロードバイクでは、レース向けのモデルは、力の伝達や運動性を重視し405mm程度と短く、コンフォートモデル・長距離用モデルなどは乗り心地を重視し、420mm前後まで長くしている。
マウンテンバイクでは、アクションを起こしやすいようできるかぎりチェーンステイ長は短くする傾向にあるが、泥のつまりにくさも考慮しなければならないため、そのバランスをとった長さとなる。フルサスの場合は後輪が動くことになるため、ハードテイルと比較すると長めになることが多い。
トライアルバイクはストリートバイクの場合は、泥つまり等は考慮せず、チェーンステイ長を短くしている。
チェーンステイ長
ロード
405-420mm
トライアル26インチ
シクロクロス
430mm
マウンテンバイク 24インチストリート
マウンテンバイク 26インチストリート
マウンテンバイク 26インチXC系ハードテイル
420-425mm
マウンテンバイク 26インチフルサス
435-445mm
マウンテンバイク 650B
マウンテンバイク 29
437-445mm
29インチフルサス
450
ファットバイク
29+
446
関連項目
最終更新:2013年07月02日 01:51