出島
でじま
長崎県長崎市にある、江戸時代に築造された人工島の跡。
扇型になっており面積は3924坪(約1.3ha)。
「出島和蘭商館跡」として
国指定史跡となっている。
- 1634年:江戸幕府の鎖国政策の一環として築造
- 1641年~1859年:対オランダ貿易が行われた。
- 1904年:港湾改良工事により埋め立て。
- 1996年度~:長崎市が約170億円かけ、出島の復元事業を進めている。
2000年度までの第1期工事で、商館長次席が住んだヘトル部屋など5棟が完成。
2005年度までの第2期工事で、オランダ船から人や物が搬出入された水門、商館長宅「カピタン部屋」、日本側の貿易事務・管理の拠点だった「乙名部屋」(おとなべや)、輸入した砂糖や酒を納めた三番蔵、拝礼筆者蘭人部屋(蘭学館)など5棟を復元。
今後は、2010年までに中央、東部分の計15棟を復元した後、周囲に堀を巡らし、扇形の輪郭を復元する予定となっている。
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/dejima/main.html
関連項目
最終更新:2013年06月06日 21:28