山手234番館
やまて234ばんかん
所在地 |
神奈川県横浜市中区山手町234-1 |
料金 |
無料 |
時間 |
9:30~17:00(7月、8月は18:00まで) |
休館日 |
第2水曜日(祝日の場合はその翌日)、12/29~1/3 |
1927年(昭和2年)頃、外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として、民間業者によって建設された。
関東大震災により横浜を離れた外国人に戻ってもらうための復興事業の一つとして建てられ、設計者は、隣接する山手89-6番館(現えの木てい)と同じ朝香吉蔵。
建設当時は、3LDKの同一形式の住戸が、中央部分の玄関ポーチを挟んで対称的に向かい合い、上下に重なっていた。
洋風住宅の標準的な要素である上げ下げ窓や鎧戸、煙突なども簡素な仕様で採用され、震災後の洋風住宅の意匠の典型といえる。
戦後の米軍による接収などを経て、昭和50年代頃までアパートメントとして使用されていたが、1989年(平成元年)に横浜市が取得した。
1997年(平成9年)から保全改修工事を行ない、1999年(平成11年)から一般公開している。
1階は再現された居間を中心に山手地区の洋館のパネル展示、2階は貸し出しスペースとなっている。
関連項目
最終更新:2018年10月10日 12:32