馬場家御師住宅
ばばけおしじゅうたく
東京都青梅市の
御岳山の御師集落にある建築。
東京都指定有形文化財。
- 竣工:1866年(慶応2年)
- 施工:多摩郡沢井村の滝島河内
- 屋根材:茅葺(藁)
- 屋根形状:入母屋、千鳥破風玄関付。
- 規模:桁行7間(約12.7m)、梁間5間(約9m)
- 階数:一部2階平屋
- 平面:5間取り
十代目当主駿河が妻茂よの実家須崎家を模倣して建てたと伝えられている。
内部は御嶽神社に参詣する信者のための宿坊や祭式の設備が整えられ、客室には書院造り風の座敷飾りなどが施され、御師住宅の完備した姿を表している。
馬場家は、甲斐武田氏の重臣馬場美濃守の子孫と伝えられ、代々
武蔵御嶽神社の御師を世襲している。
関連項目
最終更新:2011年05月21日 02:07