小石川後楽園
こいしかわこうらくえん
東京都文京区にある庭園。江戸時代初期に水戸徳川家の江戸上屋敷内に作られた。
7万平方メートル以上の広大な
池泉回遊式庭園。
後楽園の名称は、『岳陽楼記』の「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から、朱舜水によって名づけられた。
所在地 |
東京都文京区後楽一丁目 |
時間 |
9:00~17:00(入園は30分前まで) |
定休日 |
12/29~1/1 |
料金 |
300円 |
地図 |
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歴史
水戸徳川家水戸藩初代藩主・頼房が江戸の中屋敷(後に上屋敷となる)に築く。
二代光圀(水戸黄門)が改修し完成。
版籍奉還により旧藩主徳川昭武が邸宅とともに新政府に奉還し、そののち東京砲兵工廠の敷地の一部として陸軍省の所管となった。
明治天皇の行幸および皇族の行啓を受け、外国人観覧者も多く、世界的にも名園として知られるようになった。
国の史跡および名勝に指定された。指定の際、岡山の後楽園と区別するため「小石川」を冠した。
文化財保護法に基づく国の特別史跡および特別名勝に指定され、今日では、都立公園として整備され、一般に公開されている(有料)。
小廬山
中国の文人が好んだ景勝地・廬山に似ていることから、江戸の儒学者・林羅山が名づけた。
山頂より庭園を見おろせる。
参考文献
関連項目
最終更新:2012年01月02日 17:45