2011年4月30日(土)
南紀ツーリング一日目 輪行、めはり寿司、鬼ヶ城、千枚田
13時過ぎに熊野市駅に到着。
暗い店内。客はもう一組の三人家族。やけにシーンとしている。
店員のおっちゃんは、なんだか手際が悪い。
不思議な雰囲気だった。でもめはりずしはおいしかった。でかくてお腹いっぱい。
海沿いの
国道42号との交差点。防潮堤の間から海が見える。
と思ったけど、トンネルは軽車両通行禁止だったので迂回。細い路地。
旧道のトンネル。大正時代に造られたレンガ造の隧道。
半分が歩道になってる。
鬼ヶ城。土産物屋の裏に自転車をとめて遊歩道を歩く。
でかい。
穴をくぐって海側に行くと、波に削られた岩がすんごいオーバーハング。
迫力がある、というか怖い。
海側は崖。風が強くてこっちもまた怖い。
上も下も崩れたら怖い。
遊歩道が崩壊していて、すぐに行きどまり。残念。
この先がすごそうなのに。行けたとしたらかなり怖いだろう。
再び旧道のトンネルで戻り、熊野の市街地を抜けて、
国道42号へ復帰。
ここに独りチャリダーがいた。学生かな?
20km続く
七里御浜。海沿いの
国道42号を南へ。
さえぎる物がないので、風が強くてきつい。
ちょっと進むと防風林があった。
風がかなり弱くなる。ありがたみを実感。
道路幅があってそれなりに走りやすい道だった。
ただ、右折する車を片輪歩道に乗り上げて追い越す車や、独立型の縁石に突っ込んで立ち往生してる車を見かけて、この辺の人の運転荒っぽそうだと思った。
10kmちょっと走って、
道の駅パーク七里御浜で休憩。
「年中みかんのとれる町」というキャッチフレーズに笑う。
絶対うまいに違いない、絞りたてのみかんジュース。
やはり超おいしかった。香りも味の濃さも甘味も酸味も最高。
三重県道62号に入り、内陸へ進む。
尾呂志川沿いの平地には、水田と農村集落。
こういう風景の中を走るのが一番好き。
尾呂志川沿いを登ってく。
盆地の集落、尾呂志。背後には急な山。
田んぼの中を通る熊野古道。風伝峠へ向かう道。
杉林の中を通る。
熊野は杉の産地。間伐されて、きちんと手が入れられていた。
この先に千枚田があるのかよ、と不安になるような道だったが、集落に出て一安心。
それもつかの間、千枚田はさらに市道を登る。これまた不安になる道。
久々のツーリングで疲れたけど、荷物を置いて空荷で千枚田の上まで登る。
すばらしい段々具合。
田んぼの中に、突然大きな岩。
でも、岩からすれば後から田んぼに囲まれたのか。
中腹から。
展望台から。
おーい。
おーい。
宿に戻って夕食。
釜飯がうまい。マグロの刺身がうまい。
そして何よりビールがうまい。
久々の自転車に乗った後のビール。最高。
最終更新:2011年05月24日 18:49