金沢市老舗記念館
かなざわししにせきねんかん
建物は、明治時代に建てられた中屋薬舗を移築して使用する。
1階には当時の店先を再現した「みせの間」があり、座卓、そろばん、帳簿などが商いの様子を伝えている。
2階には金沢の伝統産業、町民文化に関する資料が展示されている。
- 竣工:1878年(明治11年)
- 改築:1919年(大正8年)
- 移築:1987年(昭和62年)
- 構造:木造
- 階数:2階
- 屋根形状:切妻
- 屋根材:瓦葺
中屋家は、1579年(天正7年)に彦兵衛が薬種商を始め、藩政初期から旧南町に店舗を構えた金沢を代表する老舗だった。5代藩主綱紀から御殿薬の処方を拝領し、以後代々町年寄り等を務めた。
建物は、1878年(明治11年)明治天皇行幸の際に御在所とともに建築された。
1987年(昭和62年)金沢市が所有者の中屋家から寄付を受けた。
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関連項目
最終更新:2013年05月01日 23:11