ツーリングバイク



自転車の一種。
ツーリング用に設計された自転車。


特徴



歴史

1950年ごろまでクラブモデルが使われていた。
その後ランドナーが使われたが、1980年代後半から、マウンテンバイクや、その部品を流用したクロスバイクが使われることが増え、ランドナーは衰退していった。
ただ、マウンテンバイクやクロスバイクは汎用性が高いものの、ツーリング専用であるランドナーを愛好するものも一定数おり、一部のフレームビルダーで作り続けられている。
2000年代後半からは、マウンテンバイクが油圧ディスクブレーキの採用やサスペンションのロングストローク化などによりツーリングに不向きとなってきたため、ツーリング用の自転車が再び大手メーカーからも販売されるようになった。

現在のツーリングバイク
  • 700Cホイールドロップハンドル、ロード用トリプルクランク、マウンテンバイク用スプロケを組み合わせたもの
  • 26インチHEのホイール、ドロップもしくはフラット、クロスバイク用クランク、マウンテンバイク用スプロケを組み合わせたもの


コンポーネントはロード用、クロスバイク用、マウンテンバイク用を混ぜて使うことが多い。
未舗装路を走る場合には太めのタイヤの場合もある。

広義には、マウンテンバイクロードバイククロスバイク等の競技用・スポーツ用自転車にキャリアをつけたものも指す。



ホイールサイズ

マウンテンバイクの26インチのサイズ。マウンテンバイクが普及したため手に入りやすいサイズとなり、世界ツーリングのような過酷なツーリングにも対応できる。

ランドナーに用いられていたサイズ。
近年では手に入りにくくなったため、伝統的ランドナー以外では使われない。

ロードバイクのサイズ。


チェーンリングの歯数構成

  • 44-32-22
9速マウンテンバイクの標準

  • 42-32-24
シマノの10速

  • 48-36-26
シマノのクロスバイク

  • 50-39-30

  • 50-34
ロードのコンパクト













関連項目

  • 自転車用語
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最終更新:2011年10月04日 01:00