ポストマウント
フロントのディスクブレーキ台座の規格として主流になりつつある。
現在出ているディスクブレーキはほとんど、ポストマウント規格で、アダプターをつけてインターナショナル規格にも対応できるようになっている。
歴史
規格ができた当時は、採用していたフォークはマニトウのみだった。
インターナショナル規格は、前後のディスクブレーキキャリパーの設計を変える必要があり、さらにポストマウント規格も加えると、三種類のキャリパーを作る必要があった。
しかし、ポストマウント規格のキャリパーに、アダプターでインターナショナル規格の前後に対応させれば、キャリパーは一つですむため、コストを下げることができる。
そのためディスクブレーキは徐々にポストマウント規格が主流になっていき、インターナショナル規格のキャリパーは軽量さを重視したトップモデルのみに設定されるようになっていった。
また、ポストマウント規格は、パッドのクリアランス調整がしやすいことや、ボルトがブレーキの力を受けるインターナショナル規格に比べ構造的にすぐれていることから、2005年以降の
マルゾッキの新型フォークが採用し始めた。
2007年から
ロックショックスの新型フォークもポストマウントに変更され、今後フォークのディスクブレーキ台座の主流はポストマウント規格に移っていくと思われる。
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最終更新:2007年10月26日 01:20