BB30



ボトムブラケットの規格の一つ。

ベアリングを直接ボトムブラケットシェルに圧入する。
対応するクランク軸は30mmと太い。

キャノンデールが2000年に発表した規格。
大口径化による高剛性化と、ベアリングを直接圧入することによる軽量化を意図している。
ただし、2003年以降エクスターナルBBが広まり、クランク軸が24mmに大口径化したため剛性の利点は薄れた。



概容

  • 接合方式:圧入
  • ボトムブラケット:ベアリングのみ。外径42mm、内径30mm
  • ボトムブラケットシェル:内径42mm、幅68mm、73mm(MTB用)、ベアリングが奥に入り込まないようにするための、サークリップというスナップリングをはめるための溝がある。



類似規格

BB30のベアリングをカップに入れたBBを圧入する規格。
カップの分BBとBBシェルが太くなるためBB30と互換性はない。
クランク軸とシェル幅は同一のため、クランクは互換性がある。

シェル幅の広いプレスフィット30。
クランクの軸が長くなるのでBB30用のクランクは装着不可。


サーヴェロの規格。シェル幅の広いBB30。
シェル幅が79mmと11mm広く、左に11mm寄っている。
クランクの軸が長くなるのでBB30用のクランクは装着不可。



関連項目

  • 自転車用語
+ ...





















最終更新:2011年10月19日 23:53