カップアンドコーンBB



ボトムブラケットの構造の一つ。

クランク軸の突起(コーン)と、外側のカップの間にベアリングを挟む形式。
左のカップの締め付け具合で玉当たりを調整し、ロックリングで固定する。
JIS規格BBBBシェルイタリアンBBのBBシェルに対応したものがある。


特徴

昔からある形式。
ボトムブラケットシェルから外そうとした場合に、バラバラとなる。
組み付けに技術を要し、整備に手間がかかるため、カートリッジBBに置き換わった。
密封されているため分解や調整ができないカートリッジBBに対し、分解して洗浄やグリスアップができ、グリスの粘度や、玉当たりの調整で回転抵抗を減らすことができる。また、軽量である。

そのため、カートリッジBBが主流になっても、XTRにカートリッジBBと併せて採用されていたこともあった。
その後、高級モデルはエクスターナルBBに主流が移行し、一般車などの安価な自転車にのみ使われている。








関連項目

  • 自転車用語
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最終更新:2011年10月20日 00:52