三居沢発電所
さんきょざわはつでんしょ
1888年(明治21年)、宮城紡績会社によって設立され、現在は東北電力が管理・運用を行っている。
記録に残るものとしては
日本で最初の水力発電所である。
また、日本で最初のカルシウムカーバイド製造地でもある。
発電所建屋
- 上棟:1908年(明治41年)10月
- 竣工:1909年(明治42年)3月
- 棟梁:伊藤今朝五郎・脇棟梁伊藤利三郎
- 構造:木造
- 階数:平屋
- 屋根形状:寄棟、越屋根風の突出し屋根
- 外壁材:下見板張り
壁面の一部をガラス張りに改装し、内部の様子を見学できるようになっている。
放水隧道跡
複数のアーチを持つ放水トンネル。
外部は煉瓦造りだが、内部は石垣。
三居沢電気百年館
当時の5kW直流発電機と同型モデルの複製品が展示されており、電気事業の歴史が紹介されている。
1988年(昭和63年)、東北で初めて電気が点灯してから100周年を記念して建設された。1900年(明治33年)12月に建てられた600kWの発電所の跡地で、現在稼働中の発電所に隣接している。
水力発電発祥之地
参考リンク
関連項目
最終更新:2013年04月22日 23:35