熊本ラーメン
くまもとラーメン
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全国的には「豚骨ラーメン」では博多ラーメン(長浜ラーメン)が知名度が高いが、熊本ラーメンはそれらよりも麺が太くコシが強い、スープも太麺に合わせて濃厚である。
豚骨ラーメン発祥の地である福岡県久留米市から、熊本県玉名市を経て熊本市とその周辺地域に伝播したもの。
特徴
スープ
スープは豚骨に鶏ガラをブレンドしたものである。但し豚頭骨のみでスープを取る店も少なくない。
ルーツである久留米ラーメン・玉名ラーメンとの最大の違いは、スープを当日に使い切り、継ぎ足しが無い点にある。これによりいわゆる「トンコツ臭」を抑えている。
香ばしく食欲を誘うマー油(にんにくを揚げた油)と、好みに合わせてチップ状にした揚げにんにくを入れる。
このため、豚骨のアクが強い博多ラーメンなどに比べまろやかで食べやすい。
熊本ラーメンに紅生姜がつかないのは、豚骨の臭みや油っぽさを抑えるため工夫・改良された調理法による。
麺
麺は中太ストレート麺を使い堅めに茹で上げる、他県から来て初めて食べた者は生煮えではないかと思うほど麺のコシが強い。
博多ラーメンのような替え玉のシステムはない店がほとんどである。
具
煮玉子、チャーシュー、メンマ、木耳、刻み小ネギ、モヤシ、海苔等。
中には豚肉の角煮、キャベツ、高菜等が入るものもある。
紅生姜や生ニンニクは入らない。
関連項目
最終更新:2018年08月25日 03:26