大分県道52号 別府庄内線
べっぷ しょうないせん
起点の旧別府港跡からラクテンチ下まで真っ直ぐに伸びる通りは、流川通り(ながれかわどおり)と呼ばれる。
通り沿いは、1871年(明治4年)の港の開港以来の古くからの繁華街である。流川の名は地下化された川に由来し、今も名残橋という橋の欄干の一部が残る。
1928年(昭和3年)に始まった別府地獄めぐり遊覧バスの、日本初の女性バスガイドによる七五調の観光案内でも「ここは名高き流川 情けの厚い湯の町を 真直ぐに通る大通り 旅館商店軒並び 夜は不夜城でございます」と紹介され大いに賑わいを見せていた。
流川通りの中程の別府税務署の先で別府公園方面へと分岐し、ビーコンプラザの先で、スパビーチ(的ヶ浜公園)を起点に真っ直ぐ西進してきた富士見通り(ふじみどおり)に合流して、南立石の霊泉寺(鶴見地獄)に向かって坂を登っていく。この流川から霊泉寺までの区間は、1921年(大正10年)12月に開通した地獄循環道路の一部である。
通過市町村
関連項目
最終更新:2013年06月09日 03:12