日本銀行本店
にほんぎんこうほんてん
東京都中央区にある明治時代に建てられた銀行建築。
- 竣工:1896年(明治29年)2月
- 設計:辰野金吾
- 施工:直営
- 構造:石積み煉瓦造
- 階数:3階、地下1階
- 屋根材:鉄板及び銅板葺
- 建築面積:2,684.6m²
ベルギーの中央銀行を模範に設計されたといわれる。
当初は総石造りの予定だったが、1891年(明治24年)の濃尾地震の被害状況から、建物上部を軽量化することにより耐震性を高めるため、1階は石造、2,3階は石を貼り付けた煉瓦造に変更された。
エレベーターや水洗便所、防火シャッターなど当時としては珍しい設備を備えていた。
なお、東側の建物は、長野宇平治により昭和初期に増築されたもの。
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最終更新:2024年02月28日 02:40