地サイダー

じサイダー

日本各地で主に中小企業が独自に製造・販売しているサイダー類の総称。


日本のサイダーは、明治以降全国各地の中小飲料メーカーで製造されていた。
1950年代以降コカコーラ等大手飲料メーカーの席巻により、中小飲料メーカーの廃業が相次いだ。
生き残ったメーカーにより細々と製造されるサイダー類は、その地方でのみ消費され他の地域に認知されるものではなかったが、地域限定ブームの影響から注目を受けるようになった。
地酒・地ビールにちなんで地サイダーと名づけられ、2008年頃に地サイダーブームとなる。
このような伝統的地サイダーは1933~1972年まで出荷されていた三ツ矢サイダーのリターナブル瓶を使用しているものがあり、瓶回収の必要性から地元でしか販売を行っていない。
また、ブームに対応して、懐古趣味を前面に出したものや、町おこしを目的に特産品などにちなんだものなど、新たに企画されたサイダーがあらわれた。





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最終更新:2013年07月03日 02:01