刎橋

はねばし


橋梁の形式のひとつ。

江戸時代に存在した形式。
深い谷などで、橋脚を立てずに架ける場合に使われた。

両岸の岩盤に穴を開けて差し込んで固定した片持ち梁によって支える。

木造で現存するのは猿橋山梨県大月市)のみ。
かつては富山県の愛本橋や長野県の雑炊橋があった。
石造のものは多く現存している。

神橋栃木県日光市)は木造刎橋の両脇に橋脚を追加した、刎橋と桁橋を組み合わせた形式となっている。





関連項目














最終更新:2013年07月23日 00:26