川廻し

かわまわし


千葉県の上総南部に見られる、新田開発のために蛇行した河川を短絡化する工事。

蛇行した川を、トンネルや切り通しで短絡化し、堤防等で切り離した旧流路を水田とする。
この地方のみに見られる方式で、1蛇行河川が多い、2岩質が柔らかく人力で掘れる、3緩やかで洪水水位が高くない等の自然条件が整っていることが理由としてあげられる。

トンネルや切り通しの新流路を「シンカワ」、水田化される旧流路を「フルカワ」という。
江戸時代から明治時代にかけて、450ヶ所以上で行われた。


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千葉県 歴史
最終更新:2013年08月02日 09:49