迎賓館赤坂離宮
げいひんかんあかさかりきゅう
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東京都港区にある明治時代に建てられた建築。
「旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)」として
国宝に指定されている。
- 着工:1899年(明治32年)
- 竣工:1909年(明治42年)
- 設計:片山東熊…
- 施工:直営
- 構造:レンガ造・石造、一部鉄骨補強
- 階数:2階、地下1階
- 屋根材:銅板葺
- 建築面積:5150m²
明治期の日本の最大の記念建築。
本格的な西洋建築の様式を採用しつつ、彫刻等に日本独特の主題を用いている。
明治31年8月:東宮御所御造営局設置。内匠寮技師の片山東熊が設計・工事の全体統括に任じられる。
明治39年12月31日:東宮御所御造営局廃止
外観
陸屋根ではないが、バラスターの装飾手摺を廻している。ヨーロッパの宮殿ではバッキンガム宮殿で見られる。
柱・外壁は国産の白みかげの花崗岩。ヨーロッパの宮殿は石灰岩系で造られており、比較すると硬い印象。
それを和らげるため、正面のファサードが馬蹄形に湾曲している。
中央には大御車寄がある。ヨーロッパの古典宮殿では、車寄を備えたものはないが、建物の玄関を重視すること、車寄せを設けることは、日本の宮廷では伝統的である。
中心部の棟に屋根飾りがついているが、ヨーロッパの建築にこのような飾りはない。
片山東熊の師であるジョサイア・コンドルが三菱一号館
内部装飾は、ヨーロッパの古典建築はそれが建てられた時代の単一の様式になるのに対し、各部屋ごとに様々な様式が各部屋に取り入れられているのが特徴であり、貴重である。
本格的な様式の中に、日本の優れた工芸と、和風のデザインが取り入れられているのが特徴。
花鳥の間
アンリー二世式、フランスルネッサンス様式
壁面は木製の羽目板。繰型パネルはフランスでは絵画が飾られるが、花鳥の日本画の七宝焼が嵌め込まれている。
壁上部は、フランスではゴブラン織だが、日本の絵柄の綴れ織となっている。
朝日の間
バロック様式
16基の大理石の円柱が特徴。
羽衣の間
ロココ様式
天井いっぱいに描かれている。
能の羽衣を題材にしている。
彩鸞の間
アンピール式
喫煙室
ムーリッシュ式
スペインに居住したイスラム教徒ムーア人のことなので、イスラム様式のこと。
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キャノンデール M400
関連項目
最終更新:2018年12月17日 10:31