春駒
はるこま
晒し餡、米粉、黒砂糖などを原材料とし、10cm程度の円柱状に整え、蒸しあげる。
鹿児島城下新照院通町の武士が作ったのが始まりとされており、昔は数十cm程に長く作られた為、その形状から馬の陰茎を指す、うまんまら(馬ん摩羅)と呼ばれていた。
春駒と呼ばれる様になったのは、この菓子が献上され、その名称を尋ねられた時に、周囲が閉口してしまった為、言い替えられた物であるとされている。
その時に献上された人物については、当時の島津藩主や、行幸で鹿児島を訪れた皇族等、諸説伝えられている。
関連項目
最終更新:2018年08月16日 23:17