冨士浅間神社

ふじせんげんじんじゃ


静岡県小山町にある神社。
祭神は木花咲耶姫命、大己貴命、彦火火出見命。

正式名称は冨士浅間神社だが、東口本宮冨士浅間神社、須走浅間神社とも称される。

世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとなっている。


所在地 静岡県駿東郡小山町須走126
URL http://www.higashiguchi-fujisengenjinja.or.jp/
地図



境内


社殿(本殿・幣殿・拝殿)
宝永の噴火後に再建。
昭和33年の修繕に際して屋根が千鳥破風に変更された。
平成18年、小山町指定有形文化財となった。

楼門
宝永の噴火後、当時この地方を治めていた小田原藩主・大久保加賀守によって再建された。
表の両脇には、櫛岩間戸神と豊岩間戸神が鎮座し、裏の両脇には例大祭で担がれる富士山神輿が二基納められている。
扁額「國威震燿」は日清戦争の戦勝と兵士の健康を祈念し、富士講・村上藤丸講により寄進された。

大鳥居
石製の大鳥居。明治33年に氏子より寄進された。
扁額には「二つとない(不)素晴らしい山」という意味で「不二山」と表記されている。



歴史

802年(延暦21年)富士山東麓が噴火した際、須走に斎場を設け鎮火の祈願を行い噴火が収まった。
807年(大同2年)鎮火祭の跡地に、報賽のため社殿を造営したと伝わる。
江戸時代には東口登山道=須走口登山道の本宮として、駿河国と甲斐国を結ぶ交通の要所であった須走村(現・駿東郡小山町須走)の宿場町とともに栄えた。
明治時代、国家神道において、当初は村社の社格が定められたが、明治19年に県社に昇格した。
平成19年、御鎮座千二百年の記念事業の一環として社務所2階に富士講や社宝等を展示する記念資料館が設置された。
平成25年、富士山がユネスコの世界文化遺産に登録された際には、構成資産の一つとして登録された。


2014-07-06




信しげの滝




楼門







拝殿


本殿



参考サイト



関連項目














































最終更新:2014年07月12日 13:39