五大堂
ごだいどう
日本三景の1つである
松島の景観上重要な建物。
本州海岸に近い小島に建つ。
歴史
807年(大同2年)伝承によれば坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりとされる。
その後、円仁(慈覚大師)が延福寺(瑞巌寺の前身)を創建した際に仏堂を建立し、大聖不動明王を中央に東方降三世明王、西方大威徳明王、南方軍荼利明王、北方金剛夜叉明王の五大明王像を安置したことにより、五大堂と呼ばれるようになった。
1604年(慶長9年)伊達政宗が瑞巌寺の再興に先立って再建した。東北地方最古の桃山建築と言われる。
- 竣工:1604年(慶長9年)
- 規模:桁行3間、梁間3間
- 屋根形状:宝形造、向拝1間
- 屋根形状:本瓦葺
- 文化財区分:重要文化財 1901年(明治34年)3月27日指定
2014-09-06
五大堂
蛙股に十二支
お気に入りは申。栗を食べようとする猿がかわいい。
関連項目
最終更新:2014年09月13日 16:03