総合設計制度

そうごうせっけいせいど



都市計画で定められている規制の緩和を認める特例制度。
1970年の建築基準法の改正により創設された。(建築基準法第59条の2)
密集した市街地に公共的な空間を確保することを目的としている。
一般の通行者が自由に利用できる公開空地を設置すると、代わりに、容積率高さ制限などが緩和される。
具体的にどういう条件でどこまで緩和を認めるかは、それぞれの許可権限を持つ特定行政庁で基準を定めている。

問題

心地よい空間を提供するはずのこの制度によって高層ビルが林立してしまったり、緩和を受けたいがために作った公開空地は心地よい空間にはなっていないことが多いといった問題がある。


関連項目

タグ:

建築基準法
最終更新:2007年11月02日 10:22