旧 新潟税関庁舎
きゅう にいがたぜいかんちょうしゃ
- 竣工:1869年(明治2年)
- 建築面積:390.1m2
- 構造:木造
- 階数:平屋塔屋付
- 屋根材:桟瓦葺、銅板葺
歴史
- 1869年(明治2年)10月:「新潟運上所」として開所
- 1872年(明治5年)11月28日:全国の運上所が「税関」と呼称統一されたのに伴って「新潟税関」に改称
- 1902年(明治35年)11月5日:全国の税関統廃合に伴って新潟税関廃止。横浜税関の管轄下となり、横浜税関新潟税関支署となった。
- 1953年(昭和28年)8月1日:横浜税関から東京税関が分離独立。東京税関新潟税関支署となる。
- 1954年(昭和29年)2月10日:新潟県指定文化財となる。
- 1963年(昭和38年):開所以来、保税倉庫として使用していた石庫の老朽化が著しくなったために解体。部材は将来の復元を前提に保管。
- 1964年(昭和39年)6月16日:新潟地震で周辺は液状化現象による地盤沈降と津波により浸水。庁舎の建物が傾斜するなど甚大な被害を受けた。
- 1966年(昭和41年)5月1日:新潟税関支署は、対岸の竜が島地内の中央埠頭前に建設された新庁舎へ移転。
- 1969年6月20日:「旧新潟税関庁舎」として重要文化財に、遺構を含む敷地は「旧新潟税関」として国の史跡に指定される。2年間を掛けた解体修復工事によって復原。
- 1972年~2003年:新潟市郷土資料館の本館として使用
- 1979年(昭和54年):石庫跡地の土地問題が解決したのを受けて石庫の復元が決定、同年12月に史跡として追加指定される。
- 1982年10月8日:石庫の復元工事完了。開港当時の荷揚げ場も復元された。
石倉
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関連・参考サイト
関連項目
最終更新:2018年08月24日 22:11