名物 万代そば
めいぶつ ばんだいそば
蕎麦店だが、カレーが有名で、「バスセンターのカレー」として親しまれている。
2018年1月現在
朝ごはんの場所に選んだのは、バスロータリー内にある、立ち食いそば店。
ここのカレーが、通称「バスセンターのカレー」として有名とのこと。
築40年ほどのビルの1階がバスロータリーになっている。
薄暗いバスロータリーの角に位置する。
入る前からカレーの匂いがしてきた。
土曜日の9時前、お客さんは7〜8人。やはりカレーを食べている人が多い。
ミニカレーライス 380円
ご飯を全て覆うように、皿の淵ギリギリに黄色いカレーがかけられ、真っ赤な福神漬が多めに載せられる。
インスタ映えとは無縁の世界。
ルーは、色が普段食べるカレーと比べるとかなり黄色味が強い。そしてモッタリしている。
辛そうには見えないが、意外と程よく辛味を感じる。
蕎麦つゆも使っているのだろうが感じ取れないが、良い感じで隠し味になっているのだろう。
具は大きめのタマネギと豚肉。人参は小さめ。じゃがいもはよくわからなかったが溶けてしまっているのかな。
タマネギはシャキシャキした歯ごたえ。
量は多め。ミニなのに結構な量があった。
向かい側にいた女性たちは、普通サイズだったが、食べきれたのだろうか。
懐かしいカレーと評されるが、36歳の私は25年程前の小学生の頃、祖母の家で出前でとって食べた蕎麦屋のカレーがこんな感じだったような気がするとふと思い出した。それ以降このスタイルのカレーを食べたことはない。
バスロータリーという便利な立地で、安いし早いし量が多いし、市民に支持されるだろうなあと感じた。
観光客としては、日本海の海の幸のような絶対的な美味しさがあるわけではないが、地元の人がリアルに食べているものを食べる、しかもそれが無くなりつつあるスタイルであるという文化的な側面が加わり、面白い体験だった。
関連項目
最終更新:2018年08月25日 02:33