おたぐり




長野県飯田市郷土料理
馬の腸を煮込んだもの。

名前の由来は、下ごしらえをする際に、20m以上ある馬の腸をたぐりながら洗ったことから。


明治時代後半から食べられ始め、肉は高価だが、これなら安いので次第に広まった。
食堂や小売で、馬の煮付けと呼んでいたが、鯉の煮付けと区別するため「おたぐり」と名づけた。

現在、国内で馬の内臓を食べる習慣があるのは、長野・熊本・滋賀・奈良・山梨・北海道の一部。
また、馬刺を食べる習慣は、かつては熊本と伊那谷だけだった。


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最終更新:2012年01月03日 17:44