府県制

ふけんせい


1890年(明治23年)に制定された日本の地方行政制度。また、それを規定した法律。

1947年(昭和22年)5月3日、日本国憲法と地方自治法の施行によって廃止された。



府県統合によって、各府県の管轄範囲は・郡を単位とするものに再編され3府72県に統合された。

その後3府(東京府・大阪府・京都府)の数はそのままだが、県の数は69県(1872年)、60県(1873年)、59県(1875年)、35県(1876年)と統合が進んだ。

今度は逆に大き過ぎたために、地域間対立が噴出したり事務量が増加するなどの問題点が出て来て、次は分割が進められて、1888年(明治21年)には3府43県(除北海道)となって最終的に落ち着いた。

統合によって出来た府県境は、のものと重なる部分が多い。
石高を30~60万石の規模の大きさ(後には90万石まで引き上げられた)にして、行財政の負担に耐えうる規模にするように心がけられたという。



関連項目















最終更新:2011年09月28日 19:59