Aの魔法陣 @Wiki

広瀬都

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トータルDOJO 広瀬都のセッション


PC名 広瀬宮子(女)

ゲーム1


義勇社員の採用試験に来た普通のゲーマーで普通のOLである宮子は、後方支援をする予定が、何故か一人と一柱(小神族キトリ)とで阿蘇山火口に突撃することになる。

万能執事に「アルカランドカード」の使い方とイカサマのやり方を教えてもらい、ひたすら訓練。機動力アップ用に補給所で改造ラジコンヘリを調達し、それで飛べるようにも訓練する。

試験日当日。火山灰の降りしきる中のスタート。宮子は堂々と試験官の目の前でイカサマをやって目当てのカード「飛行魔法」を引くと、ラジコンヘリに引っ張られて飛び、キメラ陣地を突破した。
揺れる大地。どうやら、火山弾が飛んできているらしい。

更にカードドロー。自分の近くにも飛んでくるようになった火山弾を分析力と豪胆さできれいに避けながら進むが、そこでアクシデント。火山灰のせいでヘリが故障する(「火山噴火は最初から予測していたのに、対策忘れてた」と臍を噛むプレイヤー)。
この時点でまだ火口まではかなりの距離が残っている。普通に走ったのでは到底間に合わない。だが、自分はまだ生きている。生きているならば、まだ出来ることはある。
そこで宮子は、高度をとっていたこと、コースをはずれればかなり距離は短くなること、火山弾が降ってきていることを利用し、「火山弾の陰でショートカットをしまくりながら、坂道を下るように重力加速度を利用しながら走る」という手を取る。

なんとか時間内に火口に辿り着き、ブルーリボンを探し始めた宮子を待っていたのは、溶岩流に流されていくブルーリボンとキャンプで見かけた義勇社員仲間二人。どうやら、リボンは取ったが、そのうちの一人が負傷したらしい。
「私は私にできることをするためにここに来た」迷うことなく、その二人の方に向かった宮子は、無償では相手の方が気を遣うだろうとリボンの1/3を成功報酬として要求し、負傷した踊る**使い──広野涼子──を背負ってバスのバイクの後ろに乗せてもらうと、降ってくる火山弾を避けるためのオペレートを始めた。

安全地帯まで逃げ切った3人の前に降りてくるフォックスママ。広野の治療にあたる水の巫女が慌てて降りてくる。

ガス欠になったバイクを押しながら帰ってきた宮子は、明日から義勇社員としてしっかり働けるようにと、しっかり食べてぐっすりと眠るのだった。

ゲーム2


「ロシアのムスリムの少年、アル・ハッサンという12歳の少年兵のところに行ってクリスマスを祝って来い」それが宮子と相棒である広野涼子の受けた指令だった。

雪と瓦礫の積もったその地に降り立ったそのとき。何をする間もなく、銃声が響き渡る。
「所詮、人間のすること。火山弾に較べれば読みやすい分だけ楽。
それに、今は一人じゃない」
宮子はそう思いながら、こちらに向けて手招きしているアル君似の少年の方に向かい、遮蔽の取れる位置まで走った。

その後ろで倒れ伏す相棒。

「え……!?」
死んだ、と思った(この時点で全要素が停止。空き要素欄あり)。しかし、涼子は生きていた。宮子の耳にPDAを通して涼子の声が響く。
「来ちゃだめ。罠だから」(タイムアウトを使って成功要素登録。現在はこの手は封じられている)

「戻って!危ないです!」
涼子を助けようと駆け出した少年に声をかけ、止める。しかし、自分は止まらない。危ないからと行って止まれるなら、そもそもこんなところまで来てはいない。
奇跡的に肉体的ダメージはなかったがショックが酷いらしい(ダメージ適用する要素を全部肉体に影響のない要素にした)涼子を拾うと、少年に先導をお願いして、宮子は安全圏まで走って行った。

案内されたのは彼等の住居らしい。宮子は相棒を助けてもらったお礼にせめてこの建物の補修をしようと、設計図を描いてBALLSに指示を出す。

その間に話をする相棒。アル君はここにいた。しかし、今は撃たれて重態。もう、死ぬのを待つばかりらしい。

助けたい。アル君も、他の人達も。そう思い、医者を呼んで来ることや、他の町へと移住する手伝いを提案してみるが、「夢ばかり見てるんじゃない」「保安局の回し者か」と二人は罵られる。

しかし、それでも退くわけにはいかない。
相棒は「外に行って軍人を捕まえて情報を得て来ます。自分達がどんな存在なのか、それの結果で判断していただけませんか」とそう言った。
「そんなに言うなら」少しは心動かされたらしい人々の声。
宮子は涼子のその意見に頷くように、ただ無言で頭を下げた。

空が飛べる。それはかなりの強みだった。常識に則った戦術は自分達には通じない。二人は二手に分かれて、モスクにいた狙撃兵一人を拘束、尋問するのに成功する。

しかし、そこで得た情報は酷いものだった。
「おまえ達は終わりだ」そう言ってげらげら笑い出す捕虜。
BALLSのディスプレイに表示された文字は”空気中の薬物濃度上昇中 危険域まで残り10分”。

更にはここにこのまま残して行ったら危なそうだから、と一緒に連れて行こうとした捕虜に罵られる。「殺せこの国家の敵、テロリストめ。俺の家族はみんなお前たちに殺されたぞ!」

どちらが正義というわけでもなく、ただ弱い者が殺されていくのだと、ここで初めて宮子達は知ったのだった。

(現在、一時休止中)


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