- ワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは、二国間の協定に基づいて、青年(18才~25才または30才)が異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために就労することを認める特別な制度。一生に一度しか利用できない。
この制度は、両国の青年を長期(1年がめやす)にわたって相互に受け入れることによって広い国際的視野をもった青年を育成し、ひいては両国間の相互理解、友好関係を促進することにある。青年自身の自分探しの場ともなっている。
日本との協定国
最初に協定を結んだオーストラリアの人気は高く、日本からワーキングホリデーを目的に渡航する青年は毎年約1万人と全ワーキングホリデーメーカーの半数を占めている。
さらに、オーストラリアは2005年11月から、農家の人手不足対策の一環として果物や野菜の収穫など季節労働を3カ月間行った希望者に2回目のワーキングホリデービザを発行することを決めた。
今回の措置で滞在できる期間は今の最長1年から2年になる。「3カ月間の季節労働」という条件は過去にさかのぼって適用されるため、既に帰国した人でも対象年齢(18~30歳)なら、証明するものがあれば2回目を取得できる。
2回目のビザは1回目をそのまま延長する形も可能で、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在中の若者が2回目の資格を得ようと季節労働を始める動きも出ている。オーストラリアでは多くの農家がワーキングホリデーの若者を貴重な労働力とみており、今後の増加に期待している。
- ニュージーランド(1985年開始)
- カナダ(1986年開始)
- 大韓民国(1999年開始)
- フランス(1999年開始)
- ドイツ(2000年開始)
- イギリス(2001年開始)
- デンマーク(2006年春開始予定)
関連項目
外部リンク
出典
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最終更新:2023年08月21日 19:36