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グローバル社会の新たなルール作りに日本の影は薄い。WTO多角的貿易交渉はG4(米、EU,ブラジル、インド)で進められている。かつて通称分野でG4といえば米、EU、日、加だった。農業で守りの姿勢に終始しているからか、日本の存在は小さい。
冷戦後のグローバル経済の発展のなか、日本の復活は影が薄い。それを象徴するのは、円の凋落だ。「ゆるやかな資本投資がおきつつある。」背景にあるのは、内向き症候群ではなないか。世界経済発展の中、日本は超高齢化、人口減少社会を迎える。しかし大きな枠組みでの議論は聞かれない。成長戦略には生産性向上だけでなく、グローバル戦略だ。決定的に重要なのは外貨誘致である。各国は自治体も含めて外貨誘致を競っている。それが雇用を拡大し、経営を改革し成長の土台となることがはっきりしているからだ。政府は開放なくして成長なしを政策目標に明示する段階だ。
日本に世界の部代をつくりだすことが肝心だ。伝統文化に加え、戦後日本が身に着けたソフトパワーを生かし、成熟国家であることを示せれば、それは可能なはずだ。グローバル社会に溶け込んで初めて日本は新たなルール作りを主導できる。日本の存在感を高まれば、円の凋落にも歯止めがかかる。内向き症候群から脱却できるか。参院選下の日本が試されるのはこの点だ。


カテゴリ: [Future] - &trackback- 2007年07月16日 10:45:53

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