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芝村 > まず。軍事と言うのは政治と外交の一形態なんだよ。 芝村 > 特にアイドレスはこの割合が大きい。軍事はどちらかというと、添え物だ。 芝村 > 軍事における政治と外交とは、要するに暴力で相手に言うことを聞かせることに、その真骨頂がある。 芝村 > 殴って言うこときかせるんだから、犯罪者や圧制者とようかわらん。 軍事嫌いな人が文句つけるのは、要するにここなんだよ 芝村 > とはいうものの、軍事に属す人には人で、理屈がある。その最大の理屈は”相手が話して分る存在ではない””既に殴られている”などの場合だ。 芝村 > こういった場合で軍や軍人は、犯罪者でも圧制者でもないな。身近な正義の味方だ。 芝村 > ガンパレードは”既に殴られている”状況の軍人で、市民の生命や資産を守るために戦っている頃の話だから、軍人は正義の味方になってるわけ。 芝村 > はなそうにも幻獣には口すらないからね。 芝村 > そう言う意味では、軍人にとっては、とても幸せな状況だ。戦うことに、悩まないでいい。 芝村 > はい。まずはここまで。分かったかい? 芝村 > 2.逆に言えば、ガンパレードで軍事力を行使する以外のことは、無理だということだよ。話し合いで解決する選択肢は、ゲーム的に、世界観的にまったく、ない 芝村 > 戦闘になったらいやおうもなく殴りあわないといけない。戦いそのものを避けられない訳だね。 芝村 > ま、強制的に正義の味方か、悪かもしれんが政治解決の道もあるか、どっちがゲーム的に面白いかはさておき、ガンパレードの戦闘は嫌がることすら罪だと、思ってください。 芝村 > もう、どうしようもない。 -そしてそれゆえに、皆が軍事を学ぶ意味もある。避けられないのなら、被害は最小限にってやつだ 芝村 > ここまで分れば、まあ、第一歩は終わり、ここから具体的な軍事の話をしよう 芝村 > 大丈夫かい? 芝村 > はい。ではまず。兵科の話をしようか。 芝村 > 貴方がたが所属する組織を陸軍という。おおよその国で、数の上では4軍の中で一番大きい。海軍、空軍、海兵隊 これらあわせても陸軍一つには規模的に勝てない 芝村 > 何故規模が大きいか。それは分り安すぎる理由で、人類が陸に住んでるせいだ。 芝村 > 人の生存する領域は即ち戦場だ。空よりも海よりも陸でこそ、戦闘は起きる。 芝村 > だから、戦闘の大部分は陸で起きるし、死者の大部分は陸でこそ発生し、戦争・戦闘でも同じになる。 芝村 > さて。数の上で大勢力である陸軍だが、言い方替えれば陸軍はそれ時点で大きな組織であり、それ自体が政治的でもある 芝村 > 陸軍の強さの第一歩は、組織力=チームワークパワーなんだよ。 芝村 > 強い陸軍の国はチームワークに強い。 これは部隊レベルでも同じだ。 芝村 > 仲良しグループの部隊は仲の良くない部隊より常に強い。だから仲良しグループを皆作ろうとするし、陸軍はそれが大好きだ。本能的に。 芝村 > 政治的に言うと、ようするに派閥作るのが大好きなのが陸軍なのさ。派閥のない陸軍は弱い。 芝村 > 仲良しを集めるとそれだけで勝率はあがる。寄せ集めは弱い。 ドイツや日本では郷土連隊といって、同一地方出身者を集めて部隊編成していた。 芝村 > 軍事がどうにも避けられないなら知らないところに飛び込むんじゃなくて、友達を誘って戦うといい。 芝村 > それが出来ない時は、つまり個人で戦う状況になったら、指揮官にかけるといい。 芝村 > 軍事において派閥に並んで重要なのは、指揮官だ。名指揮官はそれだけで勝率をあげるし、運がよければ寄せ集めを立派なチームに出来る。 芝村 > よけ藩は寄せ集めだが、組織戦力ではアイドレス屈指だな。あれは海法という不世出のぼんくらの才能によるところが大きい。 芝村 > さて。ここまで大丈夫かい? 質問あるならきこう。 芝村 > 私は大切な順番に話をしてるから、ここまでの話を知ってれば、実は軍事と言うのはそれほど難しくはない。 芝村 > 難しいのは仲良しをつかわず、いい指揮官とめぐり合わないから難しいのだ。 芝村 > 軍では一般に一番階級高いのが指揮官になる。 芝村 > いい指揮官の見分けかたかい? そりゃ簡単だ。 100万でも悪口を言える奴で、でも戦闘になったときはついていこうと思う人が、いい指揮官だ。 芝村 > 海法の悪口はだれもが100万言えるだろう、だが戦闘ではあいつがいつも選ばれる。そういうことだ。 芝村 > 表面上のどんな欠点も、指揮能力とはいささかの関係もない。 名指揮官は指揮能力こそで評価されるし、男はそれが分る嗅覚をもっている。 芝村 > それが分らんようならまあ、男失格だな。 芝村 > 指揮能力は神が与えたもうギフトだ。 戦場でだけ花を咲かす可憐な才能だ。他の全てで女性にかてんのだからそれくらい判れ。と言う奴だね。 芝村 > 逆に言うと、女性はよい指揮官が分らんと思うので、その場合は恋人や家族の男にきくといい。貴方なら誰の下につく?と。 芝村 > すると、まあ、文句なく良い回答が手に入る。それすら手に入らない場合は、そうねえ。ま、一番厳しくて一番優しい奴を探すといい。 芝村 > 優しいだけでは駄目だが、厳しいだけでも駄目だ。女性の目から見て名指揮官はそういう、わけ分らん奴に見える。 芝村 > さて、では次にいこう 芝村 > ガンパレードで必要な人員は一般に10人だ。 ま、普通はいいところ半分、実際はそれすら下回りやすい 芝村 > 今回はその話をしよう。 芝村 > 戦争で重要なのは、強度紛争という概念だ。 これを知ってるだけで、随分理解がすすむ。 芝村 > 低強度紛争、強強度紛争、と言う風に紛争におけるハードさ(強度)で、軍隊は色分けされる。 芝村 > ゲーム的に言えば難易度だね。低強度紛争は、敵が弱いことが予想されているわけだ。 芝村 > で、全てで全勝できれば陸軍としてもいうことないんだけど、実際には予算が無限にないので、それはとても難しい。 芝村 > 有限の予算(あいてとどっこいどっこいか、負けてる状態)で全勝するような対戦カードをくむとしたら、どうする? さ、答えてみよう 芝村 > 低強度紛争(低難易度)にどんな部隊をあてて、強強度紛争にどんな部隊を当てていけば、全勝狙えるかな? 劉輝 > 相手より、ちょっとだけ強い兵力をぶつけていく、ですか? 芝村 > そうそう。偉いぞ>劉輝 組み合わせカードとして一番いいのは、弱い敵には弱い味方、強い敵には強い味方をぶつける編成だ。 芝村 > そしてどうしても勝ちたいときには、弱い敵に強い味方をあてる。 相手に嫌がらせするために、弱い味方に強い敵をあてるときもある。 芝村 > 陸軍は数の上の最大だが、実際は予算の制約で大部分が低強度紛争向きの装備と編成になってる。ものすごーく分りやすくいうと、歩兵だ。 芝村 > 陸軍の大部分は歩兵で編成される。 芝村 > コンピュータゲームのガンパレードシリーズで戦闘で活躍したければ、逆に言うと歩兵でなければいいわけだね。簡単な話だ。 芝村 > 逆に、時代考証にそうと、歩兵部隊ばかりで、まあ、ミケが一匹ついたら優良部隊になる 芝村 > A=DICガンパレードはこれらをシミュレートしてるんで、普通にゲーム開始すると、歩兵になる。 芝村 > OK?分かった? ヒサ > 強い相手に弱い味方、が嫌がらせになるんですね。相手も弱い敵には弱い味方を当てたいからでしょうか 芝村 > そうだ>ヒサ 芝村 > じゃ、応用問題だ。 芝村 > 応用問題:あやのやつづみやヒサがガンパレードA=DICを遊んだとして、どの部隊に配属される? 砂子 > 仲良しな人がいる所 かすみ > 歩兵で、中のいい人か縁のある人の部隊に配属? 芝村 > 答えは歩兵部隊だ。 芝村 > 先ほど、理屈を述べたが、人員的に戦闘向きでないほど低強度紛争に廻る。 芝村 > 逆に言うと、こういうことだ。みなさんの大部分は、歩兵戦術を勉強すればいいだけなんだよ。それでまあ、実は当面、事足りる 芝村 > さっきもいったが、戦闘を嫌がることすら罪なのがガンパレードだ。後方とか支援とかは、ないから。あきらめたがいい。 芝村 > で、どうしようもないので砂子さんやかすみさんのいうような部隊に入ることになるね。 芝村 > それでも嫌がって例えば事務専属とかになったらどうなるかと言うと、仲良しも同じように事務ばっかりとかで、一緒に戦うのが困難になる。 芝村 > まあ、技能を生かそうとするとプロフェッショナル集団にまぎれて殴りあいだ。 ひどい扱われかたしてがっかりすることになるよ。 芝村 > そうそう。だからこそ、軍事を学んでおくと、仲良い人と組めるし、まあ、敷居の高さも感じにくくなる。 芝村 > なりより大変だと、人間関係荒れるからね。荒れを少なくするためにも、普段から仲良い奴で編成と投入したがいい。 芝村 > さ。では今日の最後の授業だ。歩兵部隊の基礎編成を教えよう 芝村 > 3.歩兵部隊の編成のやり方 芝村 > 女性を陸軍に組み込んでたたかざわるを得なかった(主に男にとって)大変悲しい例はいくつもある。 芝村 > 女性を事務や補給、後方の輸送に使うケースは多い。が、まあ、大苦戦した国だと、この縛りすらなくなって前に出すしかなくなった。 芝村 > イデオロギー的に男女平等を貫いたソ連などでは女性兵が積極的に前にでてもいるね。エースパイロットもいる。 高渡 > 射撃クラブ出身の女性が活躍したというお話を以前伺ったことがあります 芝村 > そだね。狙撃兵でも大活躍してるね。 芝村 > で、戦闘苦手な人で、肝心の出番だとなにしていいかわかんないとか、すぐパニックになるとか、そういう人はね、とりあえず狙撃兵とるといい。 芝村 > 狙撃と言うのは、要するに敵を撃てば言いだけの仕事なんでこいつは軍事苦手でも、どうにかなる仕事だ。事務・整備を誰かに譲るようなら、次はこれ狙うといい 芝村 > 次に、機関銃兵やるといい。 機関銃で弾ばらまくだけだ。 阻止線計算と言う仕事はあるが、まあ、逆に言えばそれだけやってれば、なんとかなる。 芝村 > で、次に歩兵だ。なんでもできる万能選手だから、腕がいる。 芝村 > あまり軍事苦手な人にお勧めできないのは偵察だ。 まあ、頭がいる上、センスがいる。 芝村 > 一番難しいのは指揮官だ。 軍事苦手ならやらんほうがいい。 芝村 > 事務整備>狙撃>機関銃>歩兵>偵察>指揮官 歩兵部隊の中での簡単ランキングだね。 芝村 > 機関銃一人、歩兵一人、指揮官一人いれば、あとは全員狙撃兵でも、まあまだ何とかなる。 芝村 > OK? わかった? 狙撃兵は複数いても、指揮官次第でどうにかなる。 芝村 > これはコンピュータゲームも同じだわな。 芝村 > 例えば吉田遥が狙撃兵なのは、あれが女の子だからなのよね。そういうことだ。 芝村 > はい。じゃあ、今日の授業は終わり、次はもう少し、具体的に配置と運営の基礎を教えよう。 芝村 > それを知ってるだけで、普通の難易度ならクリア出来るよ。たとえば狙撃兵は高いところに置け、などだね 芝村 > ま、狙撃兵のやり方だけでも教えとくと、1.見晴らしのいい 2.高いところに 3.隠れて 4.見張っておいて 5.撃つ時は指揮官の指示に従う 芝村 > だけで、いいから。 まあ、すぐにやることはないだろうが、そう言うときになったらやるといい 芝村 > サターンや東さんとかに対して教えておくと、狙撃兵の斜め前に戦線作るのが基礎だ。 芝村 > 二次元で見て、X の左下に狙撃兵。歩兵はXの交点 東 恭一郎 > 斜め上から、「横からの攻撃」「上からの攻撃」を狙う、んでしょうか 芝村 > そうね>東 芝村 > 斜め後ろに狙撃兵がいる状態で私が慎重移動で後退しながら射撃してる。 敵はそれをおいかける。ある段階から狙撃兵は側面攻撃開始。 芝村 > これだけでまあ、いけてる。これが直線状配置だと、狙撃銃は移動射撃できないの多いから、撤退すらままならないで終了する 芝村 > 逆に言うと狙撃担当の女の子はジットして引金うつだけだ。まあ、これぐらいなら、軍事苦手でも、どうにかできる 芝村 > ま、知識一個からして色々あるんだよ 芝村 > 逆に言えば、知識さえあれば、意外に活躍できる。芸術的な戦術の数々はまあ、これらの知識の先だね 芝村 > さ、なんか質問あればうけつけますー む~む~ > 狙撃担当になった場合、先ほどの説明で「ある段階から」とありましたが、いつ撃つかってのは指揮官にまかせてしまってもいいのでしょうか? 芝村 > うん。射撃タイミングは指揮官任せでいい。勝手に撃つと、敵を引き寄せる時がある>むーむー 芝村 > 狙撃兵は、打たれ弱いからね。 芝村 > 打たれ弱いから、攻撃を引き受けることは、極めて危険だ。だから普通は攻撃ひきつける係が、先に攻撃を行う。 芝村 > 例外的に狙撃兵を攻撃的に運用する時もあるが、まあ、有能な事では有名な旧日本軍の下士官でもついてこないとできんだろうなあ。 GENZ > 狙撃兵を伏せさせて視察→その情報をもとに本隊が攻撃→適切なタイミングで狙撃 このような理解であっているでしょうか? 芝村 > まさか。狙撃兵が仕方なく偵察兵をやることはあるが、本職には遠くかなわない。 芝村 > 手元に偵察兵がいるならそれ使うよ。狙撃兵はあくまで後ろに配置だ。 芝村 > 狙撃兵ってのはな。普段から射撃すりゃ言い訳じゃない。 敵が通り過ぎるのをまって、ボスが来たら撃つ。 でもいい。 芝村 > 弾を常時撃ってるような仕事じゃない。何回か射撃すれば、勝つ。そんな風に戦闘をデザインするんだ。 K2 > 白兵が難しい(殴るのは簡単ですが生きて帰ることや射撃系の兵科との連携が難しい)と感じています。その辺の運用の仕方もお時間があれば教えていただきたいです。 芝村 > 白兵は基数10以上で意味がある。それ以下ならやらんほうがいい。>K2 芝村 > 白兵は基本的に近代戦では全否定だ。ただ、英雄が闊歩し、神々がねりあるくような戦場では話は別だ。白兵こそは戦いに勝つ唯一の手段になる。 芝村 > 敵味方に阻止線のルールがある以上、また敵の打撃力が常に味方を平気で上回る以上、白兵をやるのはただの自殺行為だ。 芝村 > 1人でやっても100人でやっても、あまり意味はない。 芝村 > どんな武器でも有効な場所と言うのはある。 当たり前だろう? 芝村 > 白兵が使えるのはアタックタイミング10でのラグタイムショーをやるときだ。 芝村 > 例えば室内では100秒射撃の継続が出来んわけだな。 101秒目にナイフで襲い掛かれば反撃なしで殺せる。 芝村 > サイレンとキルだ。映画でよくあるだろ? 隠れてて、ばっさり。 芝村 > もちろん、そんなことしないでもGPM的に白兵で大活躍もできるけど、頭使わないと無理だな。 芝村 > そんな芸当が出来るようなアーツオブウォーは、中々いないと思う。 芝村 > 戦争は火力で決まるというのは随分古い格言だね 芝村 > そりゃ第二次世界大戦じゃそうだよ。ドイツは火力でソ連にふっとばされてるから 芝村 > そもそも同じ理屈でいうなら火力総数でつねに上回る幻獣には勝てないなあ。わははは 芝村 > 勝ち方の追求として、ソ連は火砲充実という分りやすい結論で勝ったのさ。 芝村 > まあ、雪で進軍が停止した、進軍をおくらせるために莫大な人的損害を支払ったのはたしかだが、それは別に、攻撃の失敗ではあっても、ベルリンの陥落ではない 芝村 > 40年の夏季攻勢の後、41年、42年と攻勢してる。冬がくるたびにドイツは対策を立てて頑強になっていったけど。まあ、結論は知っての通り、雪が勝ったというのは文学的修辞だよ 芝村 > ソ連に限らず使える火砲は何でも使います。ドイツ軍は高射砲を戦車戦に使ってた。 芝村 > ソ連はベトントーチカ潰し+ドイツ戦車つぶしに大口径砲自走車両を持ってきていたから、これらもまぜて使われてるね 芝村 > (進撃速度がはやすぎて部隊の隊列が大きく乱れていた、ともいう) 芝村 > 敵が防衛準備を整える(ガンパレードでは陣地構築)と、その突破は困難になる。 芝村 > 一番いいのは、防御準備が整わない間に攻め込むことだ。 芝村 > 高射砲は、航空機を攻撃するための大砲。 海軍の高角砲に同じ 芝村 > ま、9000mも弾をうちあげるんだから、当然凶悪な初速があり、弾殻もかたい。

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