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他力本願」(2009/07/18 (土) 16:08:02) の最新版変更点

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芝村 : /*/ 知恵者が地面から湧いて来た 鍋野沙子 : 「こんにちは」 芝村 : 知恵者:「ふむ。最近便利キャラだな。どうした?」 鍋野沙子 : 「こんなときだけ呼び出してすみません」 説明します 芝村 : 知恵者:「ふむ」 知恵者:「何を解決したいかによる」 鍋野沙子 : 「自殺はさせたくないのです」 芝村 : ヤガミ:「とりあえず自殺回避を」 鍋野沙子 : 「ええ」 芝村 : 知恵者:「自殺ではないな。戦闘中のミスでの死だ」 鍋野沙子 : 「そのうえで、記憶の消去以外に道はないかと」 「そうだったのですか」 「ええと。もう死んでしまったのですか」 芝村 : 知恵者:「まだ間はある。時間の問題だ」 鍋野沙子 : 「はい」 芝村 : 知恵者:「亜細亜がどうにかするだろう」 鍋野沙子 : 「手伝いはできませんか」 「先ほど、訪ねてきてくれたのですが」 芝村 : 知恵者:「若宮を励ますものがいればいいだけだ。亜細亜は努力している」 鍋野沙子 : 「…ええ」 「はい」 「私は彼と何の面識もないのですが」 芝村 : 知恵者:「亜細亜は強い子だ。くじけることもあきらめることもあるまい」 鍋野沙子 : 「そうですね」 「亜細亜さんと一緒に彼を訪ねればいいのでしょうか」 芝村 : ヤガミ:「彼女が苦労するのは筋違いだな。どうにかならないのですか」 鍋野沙子 : ヤガミの手を握ります 芝村 : 知恵者:「人のあやまちは人が返すのだ。若宮を傷つけるのは人だが、救うのも人になるだろう」 鍋野沙子 : 「ごめん。ちょっと怖い」 「はい」 「今から彼に会いに行く、でしょうか」 芝村 : ヤガミ:「怖い、のか?」 ヤガミ:「?」 鍋野沙子 : 「うん」 芝村 : 知恵者:「とりあえず、若宮を皆で囲んで慰めても意味はあるまい」 鍋野沙子 : 「はい」 芝村 : 知恵者:「まあ、亜細亜を手助けするのはよかろうな」 鍋野沙子 : 「…ええ」 芝村 : ヤガミ:「どうすればいい?」 芝村 : 知恵者:「もうしているではないか。われを呼び、あちこちに声をかけている。そなた達はそなた地の最善を尽くしている」 鍋野沙子 : 「これでは問題は解決しないんです」 「まだ解決しないんです」 芝村 : 知恵者:「亜細亜にはヒルデがルトの茶会にいけるようにしよう」 鍋野沙子 : 「ありがとうございます」 頭を下げます 「すみません」 (5分) 芝村 : 知恵者は微笑んだ。 知恵者:「よくやった」 鍋野沙子 : 「いえ」 「…ありがとうございます」 「あの。これで事態が好転するといいのですが」 (6分) 鍋野沙子 : そわそわ ヤガミの方を見ます 芝村 : 知恵者は連絡を終えたようだ。 鍋野沙子 : ああ。すみません 芝村 : ヤガミは貴方の手を握ってる。 鍋野沙子 : 「ありがとう」 「あの。どうでしょうか」 芝村 : 知恵者:「さて、やることはやった。今、亜細亜は冬薔薇園にいる」 鍋野沙子 : 「はい」 「冬薔薇園に行く…ですか?」 芝村 : 知恵者:「勇気は心にわきあがろう。また若宮の護衛に、一人つけよう」 鍋野沙子 : 「ありがとうございます」 芝村 : 知恵者:「そなたはそなたの試練を超えるがいい」 鍋野沙子 : 「はい」 「ありがとうございます」 芝村 : ヤガミ:「なんですかそれは」 鍋野沙子 : 「あはっははははは。気にしないでいいよ」 芝村 : ヤガミ:「む」 鍋野沙子 : 汗 芝村 : 知恵者:「子ども扱いを、どうやめさせるかだ」 知恵者はそう言うと、姿を消した。 鍋野沙子 : 「…はい」 「あ。」 「ありがとうございましたー!」 手を振ります 「知恵者が微笑んで嬉しかった」 「これでとりあえずは大丈夫、かな?」 「手、ありがとう」 芝村 : ヤガミ:「まあ、最初から動いてるみたいだな。あれ」 ヤガミは手を離した。 鍋野沙子 : 「そうかー」 芝村 : ヤガミ:「さて、それでまあ、ケーキでも頼みなおして祝おうじゃないか」 鍋野沙子 : 「まあ。とりあえずは」 「うん」 「私を大人扱いしろー」 「なんか距離感がおかしいぞ?」 「子ども扱いの時はくっついてもよかったのに」 芝村 : ヤガミ:「そうか?」 鍋野沙子 : 「今は離れてる」 「意識してるでしょ」 芝村 : ヤガミは爆笑した。 鍋野沙子 : 「なんだよー」 芝村 : ヤガミは貴方を抱っこした。 芝村 : ヤガミ:「そんなにすねるな。悪かった」 鍋野沙子 : じっとします 「図星じゃないの?」 正面から見つめます 芝村 : ヤガミ:「意識したこともなかったなあ」 鍋野沙子 : 「うそつけ」 「それは嘘だ」 芝村 : ヤガミ:「んー」 鍋野沙子 : 「あなた自身がよく分かっているでしょう」 芝村 : ヤガミ:「いや。良くわかった上の発言だが」 鍋野沙子 : 「顔近付けてきたじゃん」 「キスしたかったけど、恥ずかしくてできなかったんだ」 「したくないわけじゃない」 「抱きつきたいと思った」 芝村 : ヤガミ:「ははは」 ヤガミ:「近くで見たかっただけだ。悪かった。小さくても立派なレディだな」 ヤガミ:「次から気をつける」 鍋野沙子 : 「おろすな」 「…」 芝村 : ヤガミは頭をかいた。 鍋野沙子 : 「ごめん」 芝村 : ヤガミ:「思春期の子供は難しい」 鍋野沙子 : 「そう」 「…今日は、ありがとう」 芝村 : ヤガミ:「……落ち込むなよ」 芝村 : ヤガミは笑ってぐりぐりした。 鍋野沙子 : ばーれーてーるー なんでー 「な、なんだよばか」 「ごまかされないぞ」 芝村 : ヤガミは優しく笑った。 鍋野沙子 : 「な、な」 芝村 : ヤガミ:「はいはい。お茶でも飲もうな。ここは寒い」 鍋野沙子 : Picture me upon your knee With tea for two And two for tea Me for you And you for me alone 歌います 「こーゆーのがいい」 抱きつきます 芝村 : ヤガミ:「ジャズとかわかるのか?」 ヤガミ:「ませた奴だな」 鍋野沙子 : 「…。こーゆーのがいい!」 芝村 : ヤガミ:「大人になったらな」 鍋野沙子 : 「今日はキスしようと思ったのに」 「体の方は22だしー」 「大人大人」 芝村 : ヤガミ:「来年な」 鍋野沙子 : 「ぐぬう」 芝村 : ヤガミは笑って歩き出した。 鍋野沙子 : 抱っこされたままですか? 「なんで子ども扱いなの」 「見栄はらないでもいいのに」 「もっといろいろしたいのに」 芝村 : ヤガミ:「見栄ってなんだ見栄って」 ヤガミ:「俺は一度も自分がもててないことを隠したことはない」 鍋野沙子 : 「ヤガミはいろいろしたくないの」 「…あー。そう」 芝村 : ヤガミ:「何をあせってるんだ。ゆっくりでいいじゃないか。どんなことでも」 鍋野沙子 : 「じゃあキスから」 「3か月はもうたったんだよ」 「そろそろ時間切れなんだが」 「ぶっちゃけこっちに来る費用がないんだが」 芝村 : ヤガミは笑った。 ヤガミ:「手紙でも送るよ」 鍋野沙子 : 泣きそうなの我慢します 「それじゃだめ」 芝村 : ヤガミ:「電話する」 鍋野沙子 : 「電話もってない」 「キスがいい」 「何倍もいい」 「隠してただけ。キスしたいの」 「誕生日が来て、バレンタインだから勢いにのったの」 「おねがい」 芝村 : ヤガミは諦めて、額にキスした。 鍋野沙子 : 口にキスしかけます 芝村 : ヤガミにキスできたよ。 鍋野沙子 : やったー うれしそうにしてます 芝村 : ヤガミ:「仔犬にじゃれつかれたと思う」 鍋野沙子 : 「それでもキスはキスだ」 もう一回します 芝村 : 長いキスだった。 額を指で押されました。 /*/ はい。お疲れ様でした。 鍋野沙子 : ありがとうございました 若宮の方は無事でしょうか 芝村 : ええ 鍋野沙子 : よかったです 芝村 : 試練はまあ、微妙に成功。微笑青空(仮)をあげよう 鍋野沙子 : ありがとうございます 鍋野沙子 : 彼を呼ぶのにマイルはかかりますか 芝村 : まあ、単純力押し以外がいいかも(笑) かからないよ 鍋野沙子 : ぶ。は、はい ありがとうございます 鍋野沙子 : あー。ここら辺で失礼します なんかいろいろすみませんでした 芝村 : 普通の微笑青空と効果はかわらない。名前がかわらないくらいかな いえいえ。 鍋野沙子 : はい なんでもないんです 全く 芝村 : ? 鍋野沙子 : それでは失礼します 芝村 : ではー。 鍋野沙子 : なんでもないです 失礼します

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