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昼休みの鐘がなっています。

鍋野沙子 :
荷物をまとめて校門前まで行きます
「ヤガミーヤガミー」
(うきうき

ヤガミは前と同じように、腕を組んで待っていた。

ヤガミ:「恥ずかしいだろう」

鍋野沙子 :
「おはよー。お昼食べようー」
「うん。恥ずかしいけど、したかったから」

ヤガミ:「前に見たときより、子供っぽいぞ」

鍋野沙子 :
「今日は、お弁当、もう一つ持ってきたんだけど、どう?」
「えー」
「…えー」
「はしゃぐのがいやだったら、落ち着くけど」

ヤガミは微笑んだ。

ヤガミ:「小さい子と同じだな」

鍋野沙子 :
わーい。私も微笑みます

ヤガミは貴方の腰を掴んで抱っこして歩き出した。

鍋野沙子 :
「…。またか。ちいs」
(いいかけ)
「いやあの。嬉しいんだけどその」

ヤガミ:「また?」

鍋野沙子 :
「だって。この間も小さい子と同じだって言われたから」
「うーん」

ヤガミ:「そんなこといったか?」

ヤガミは覚えがないようだ。

ヤガミ:「抱っこは覚えていたが」

鍋野沙子 :
「…。じゃあ。忘れる」

ヤガミは悪戯っぽく貴方を見ている。

鍋野沙子 :
「!!」
「ちょっと意地悪だ」

ヤガミは貴方を降ろした。
ヤガミは真顔で歩き出した。

鍋野沙子 :
「あ。ありがとう?」

ヤガミ:「こないのか」

鍋野沙子 :
「いく」
内心、やべえええぇぇぇええと思っている
何故か、表に出ない

ヤガミと並びました。

鍋野沙子 :
「並んだー」
「ねぇ。また中庭で食べよう?」

ヤガミ:「ああ」

ヤガミは離れて座った。

鍋野沙子 :
「あの。お弁当。」
「えと。ヤガミの分…も」
「えーと。持ってきたんだけど」

ヤガミ:「ああ。どうした?」

鍋野沙子 :
「あげる」

ヤガミ:「いや、なんというか」
ヤガミ:「ありがとう」

鍋野沙子 :
「うん」

ヤガミは微笑んだ。

鍋野沙子 :
微笑みます
「うれしい」

ヤガミは考えた後、貴方の隣に座りなおした。

鍋野沙子 :
「ありがとー」
「じゃあ。いっしょに」
「いただきますー」
ハルニレは近くにありますか?

ヤガミ:「やっぱり幼くないか?」

芝村 :
近くにあるね

鍋野沙子 :
「ええー」
「素なんだけど。これ」
「幼いのはいや?」

ヤガミ:「新しい自分に気づきそうで嫌だな」

鍋野沙子 :
「ふーん」

ヤガミ:「この上変態だぞ」

鍋野沙子 :
「なんで」

ヤガミは嬉しそうに貴方の横にいる。

ヤガミ:「……なんでもない」

鍋野沙子 :
私もうれしそうにしています
「そう?」
「ふふ」
「あのね。ハルニレってなんなのか分からなかったから、調べたの」
「それでね。なんでここにあるのがおかしいのかわかったんだ」

ヤガミ:「北海道とかには結構あるな。木だ」

鍋野沙子 :
「うん。ハルニレは楡の木のこと」

ヤガミ:「そりゃー。そもそも気候帯が違うからな」

鍋野沙子 :
「…あれ?街路樹じゃないの?」
「関東にもあるっぽい」
「小笠原は一応亜熱帯。うん」

ヤガミはあなたの頭をなでた。

ヤガミ:「あるある」

鍋野沙子 :
「んー?(微笑みながら」
へんないみでなく

ヤガミ:「?」

ヤガミは貴方を見て微笑んでいる。
あれ。ヤガミの癖に優しい

鍋野沙子 :
「いや。頭をなでられるとは思ってなかったから」
そうですか?
「あのね。小笠原になんで山羊が野生化してるのかもわかったんだ」

ヤガミ:「偉いな」

鍋野沙子 :
「硫黄島の戦いの時に島民が避難して、そのとき家畜はおいていったの」

ヤガミは優しい

鍋野沙子 :
「雑食性に強い山羊が生き残ったの」
「んー。ほめられた」
「この間ヤガミが言った詩の題名は、題桂花美人だったんだー」

ヤガミ:「うん」

鍋野沙子 :
「あー。すっきりした」
「わーい。聞いてもらいたくて」

ヤガミは笑った。

ヤガミ:「勉強したんだな」

鍋野沙子 :
「調べただけ。気になって仕方がなかった」
「金木犀のお酒はけいこうちんしゅ、で金木犀のお茶もあった」

ヤガミは上機嫌だ。

鍋野沙子 :
「うれしいなー」

ヤガミはうっかり貴方を抱きしめた。

ヤガミ:「うん……」

鍋野沙子 :
そのままでいます
軽く、手を添えます

ヤガミは微笑んでいる。
ヤガミは貴方を離した。

鍋野沙子 :
「んー?」

ヤガミはニレに手をかけて反省している。

鍋野沙子 :
「な、なんで反省」
「は。ニレの別名にネリ、もあったんだ。ネリと一緒だったんだよ」

ヤガミ:「いや、もうなんというか」

鍋野沙子 :
「うん」

ヤガミ:「俺は俺が信じられない」

鍋野沙子 :
「…?」
「私はヤガミのこと信じてる、と思う」
「言葉がカタイけど」

ヤガミ:「いやもう、そんなこととは百光年ちがって」

鍋野沙子 :
「うん」

ヤガミは貴方を見て微笑んだ。

鍋野沙子 :
「光の速さ?」
1光年は光が1年に進む速さのこと

ヤガミ:「飯でもくうか」

鍋野沙子 :
「うん。食べよう」
「卵焼きが、おいしく」
「ええと。私が好きで」
「食べてもらいたいなーって」

ヤガミ:「うん」

ヤガミは優しく笑って食べた。

鍋野沙子 :
(こちらも食べながら

この男には、大変珍しいどころではない。
ここまで壊れてるヤガミはひさしぶりだな。

鍋野沙子 :
「ああ。お弁当はおいしいー」
「さらに。ヤガミといっしょー」
でもヤガミ好きですし
特には何も

ヤガミは微笑んでいる。

鍋野沙子 :
「あのね。この間は、待たせてごめんね」

ヤガミ:「なにを?」

鍋野沙子 :
「かなり後で気づいた。海に行ったすごくあと」
「パン食べかけてたからさ。待たせちゃったなーって」

ヤガミ:「もう忘れた」

鍋野沙子 :
ヤガミはどれくらいお弁当を食べましたか?
「はや…。あー。気遣ってくれてる?」

芝村 :
ヤガミはもう大部分食べ終わってる。

鍋野沙子 :
「うーん、と」

ヤガミ:「気はつかってない……と思う。気になるならいってくれ」

鍋野沙子 :
「ううん。じゃあいい」
「ヤガミにあげたいものが」

ヤガミ:「どんなものだ?」

鍋野沙子 :
「お誕生日おめでとー、の分。早いけど」
イヤーカフス

ヤガミは貴方を膝の上に乗せたり抱っこしたりしたいらしいが、ニレに手をつけて理性と戦っている。

ヤガミ:「ああ。ありがとう」

鍋野沙子 :
「膝の上にのろっか?」
「そんなに葛藤しなくても」
「私嬉しいし」

ヤガミ:「俺の考えを読むな!」

ヤガミは笑った。

鍋野沙子 :
「あはは」

ヤガミ:「いい、いい。何を言ってるんだ。ハハ」

ヤガミは弁当を食べている。

鍋野沙子 :
「ふふ。あとこれもー」
飴のつめあわせ
「クリスマスー。はやいけど」

ヤガミは財布の中をのぞいている。

鍋野沙子 :
「購買に行くの?」

ヤガミは貴方にチケットを渡した。

鍋野沙子 :
「わ。わ。ありがとう」

ヤガミ:「お前の弁当以外は、今食うつもりはない」

鍋野沙子 :
「うん(照」
「え。これは」

芝村 :
デートチケットだ(笑)

鍋野沙子 :
「わー。デートだー」
「ヤガミとデートー」

ヤガミ:「手作りじゃないぞ。デートとかもしないからな。俺以外のをよんだっていいんだ」

鍋野沙子 :
「わーい」

ヤガミは寂しそうに微笑んだ。

鍋野沙子 :
「はい?ヤガミ以外にこんなことしたい人いないし」

ヤガミ:「よかった」

鍋野沙子 :
「好きって言ったでしょう?」

ヤガミ:「はいはい。そういうことにしておくよ」
ヤガミ:「前あったとき、俺に逢えないとか言ってたからな」

鍋野沙子 :
「ねえ。私とデートしてくれるの?」
「!」
「あー。いやあのあれは」
「考えてみれば他の人のおんなじような状況だし」

ヤガミは照れている。

鍋野沙子 :
「でもこれは嬉しい」

ヤガミ:「昼休み終わりだな。じゃ、じゃあ。お前も教室に戻れ」

鍋野沙子 :
「デートは?」

ヤガミ:「次に考えておく」

鍋野沙子 :
「…。うん」

ヤガミは、手を振ると、うまかったといって姿を消した。

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