不変空という変わった名字の家が、FVBにある。 その家は6畳一間で何もないのが自慢の家で、
そこに元ヤガミの小春という男がいる。 小さな恋人がいるのだが、そちらはあまり知られていない。
単に宣伝していないだけである。
「ほら、小春、くまチョコだー」
沙子は両手で小春にチョコを押しつけた。
「はいはい。偉い偉い」
「子供扱いだそれは」
沙子はなでられながら小春にそう言った。 小春は考える。
「んじゃ、どうして欲しいんだ?」
「好きなことしていいぞ」
小春に尋ねられて沙子がそう言うと、小春は頭をなでた。
微妙に不機嫌になる沙子。 小春はいい笑顔で2倍頭をなでたあとキスした。
最終更新:2012年08月05日 02:20