タイムゾーンの設定

手動でタイムゾーンを設定する場合はrootで次のようにすることで設定出来る。
# touch /etc/wall_cmos_clock
# cp /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
cpじゃなくてシンボリックリンクを張っても良さそう。実際Max OS X10.4では、localtimeは/usr/share/zoneinfo/Japanへのシンボリックリンクになっている。


時刻の設定

ntpdate

コマンドラインから時刻を合わせる場合はntpdateを使う。タイムサーバは、よく133.100.9.2が例として使われているがNTP wiki@nothingによると負荷が高くて大変らしいので、NTP/プロパイダ・期間別を参考に決定することにする。
自分が利用しているプロパイダはYahooBBなのでntp.bbtec.netを利用することにする。
以下のようにntpdateにURLをパラメータとして渡すと時刻を合わせてくれる。
# ntpdate ntp.bbtec.net

ntpd

サーバ上で定期的に時刻を合わせたい場合はntpdを利用する。

ntpの設定ファイルの作成

設定ファイル/etc/ntp.confを作成し、以下を記述する。
server 219.188.200.128 # ntp.bbtec.net
driftfile /etc/ntp.drift
/etc/ntp.driftファイルを作成する。
# touch /etc/ntp.drift

起動確認

以下のコマンドで正常に起動するか確認してみる。
$ tail -f /var/log/messages
$ ntpd -p /var/run/ntpd.pid
/var/log/messageのログは以下のようになった。
Jul 14 16:21:20 sima ntpd[31149]: ntpd 4.2.0-a Fri Jan 12 06:42:16 UTC 2007 (1)

動作確認

ntpqで動作確認をする。
# ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
=============================================
ntp.bbtec.net 210.173.176.4 2 u 32 64 3 26.285 56.558 3.135
表示内容は良くわからないけど、正常の起動しているような雰囲気です。
※ そのうちちゃんと調べてみる。

/etc/rc.confの変更

マシン起動時にntpdを有効にするために、/etc/rc.confに以下を追加する。
ntpd_enable="YES"
xntpd_xxxとなっている記事も良く見かけますが、少なくともFreeBSD 6.2の場合はntpd_xxxのようです。又、xntpd_programの指定に、単に"ntpd"と指定したらntpdが起動しませんでした。フルパスを指定するか、この指定をしないのが良さそうです。manでrc.confを調べてみると、指定をしないとデフォルト値の/usr/sbin/ntpdになるようです。同様にntpd_configもデフォルトで/etc/ntp.confを参照するようなのでここでは指定しませんでした。

参考記事

タイムゾーン

時刻

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最終更新:2007年07月20日 23:40