用語集(さんけつ/Hypoxia)

空気中の酸素が無い状態。大気中の酸素濃度は約21%
その他の気体は窒素や二酸化炭素が大半である。
坑道内で良く起こると言われているが、よっぽど環境が悪い以外には
起こり難い。
坑道内と外気の温度差による空気の対流が生まれうまく循環していることが
上げられるためだ。
酸欠になる場所としては坑道よりも火山地帯の窪地や
腐敗した水が溜まる場所、微生物の発育が活発な場所が多い。

坑道内でも、木材が多量に転がるような場所は腐敗する際に
微生物が酸素を奪い、変わりにガス等を発生させ起きるもの。
火山地帯が近いこともあり、どこからか「硫化水素」が流れ込む場所。
大量の水があるが非常に澱み、腐敗が考えられる場所で「メタン」の発生。
この様な場所には注意が必要なこともある。

樹海などでも窪地に「二酸化炭素」が溜まり事故も起きている。
これは、植物は日中二酸化炭素を吸収し酸素を作るが、夜間では逆になる。
酸素を吸い、二酸化炭素を排出するため。大気中でも酸素より重い
二酸化炭素が窪地に停滞することが考えられる。




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最終更新:2008年03月23日 23:50
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